大雨時の避難
令和元年、関東地方等に上陸し、猛威を振るった台風第15号や第19号、また、昨年、西日本を中心に甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨などのように、近年、日本各地で大規模な水害、土砂災害をもたらす異常気象が頻発しております。 台風や大雨時には河川の氾濫等に備え、市より避難勧告等の避難情報が発令されますが、先の台風第15号や第19号などにおいては、移動中(避難中)に濁流等に巻き込まれる被害が多数発生いたしました。 このため、避難情報発令時には、落ち着いて適切な避難行動をとっていただくことが重要となります。
避難方法について
国では平成25年の災害対策基本法改正後、避難勧告等の対象とする避難行動については、次の全ての行動を避難行動として設定しています。
- 指定緊急避難場所(風水害時に開設される避難場所)への移動
- (事前に自宅等から移動しての)安全な場所への移動(親戚や友人の家など)
- 近隣の高い建物、強度の強い建物等への移動
- 建物内の安全な場所での待避(上階への避難等)
また、国は下図のように、浸水想定区域に応じて避難方法を選定すること等を案内しております。
出展:避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライン(平成27年8月 内閣府作成)
今一度、防災マップで最大浸水深を確認するなどし、適切な避難方法についてご家族の皆様等と話し合いましょう。
更新日:2022年02月01日