ハクビシン【外来生物】
ハクビシンによる被害発生の背景
ハクビシンの被害増加は森林破壊等によって本来のハクビシンが住む場所を失い、エサを求めて都市部へ移動してきました。家庭ごみや規格外で放置された果物・農作物などがハクビシンにとって格好の餌場となっています。また、在来の天敵が少なく、ハクビシンは安全な環境で繁殖ができていることから、急速に生息を拡大している要因となっています。
ハクビシンの特徴
・体長は約50cm-70cmの細長い体で、体重は約2-3kg、尾長は約30cm-50cm
・顔から鼻にかけて白い筋があり、灰褐色の体毛で、顔面と四肢の下部は黒褐色
・主に夜行性で、夜の始めと終わりに活発に活動
・雑食で、果物(特に糖度の高いもの)や野菜、昆虫、鳥類やその卵、生ごみ等なんでも食べる。とくにトウモロコシが好物
・木登りや電柱・電線を伝うのが得意
・昼間は木の穴、岩穴、屋根裏などで休む
ハクビシンによる被害の例
・天井裏に侵入する
・侵入した天井裏に糞尿をする
・果樹を食べてしまう
・農作物の食い荒らし

更新日:2025年11月25日