アライグマによる被害
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アライグマによる被害発生の背景
アライグマは、北米や中南米が原産地で、ペットなどとして日本に輸入され、飼われていたものが逃げたり、捨てられたりして野生化しました。国内には天敵がいないことから、急速に生息を拡大しており、生態系被害、生活被害等が発生しています。
アライグマの特徴
- 体長約40~60センチメートル、体重は4~10キログラム
- 寿命は約8年、年1回春に3~5頭産子
- 繁殖力が強く、極めて適応能力が高い
- 5本の指を器用に使い、木登りが上手
- 耳の縁が白い。眉間に黒いスジ
- タヌキとよく似ているが、尾のしま模様で見分けがつく(タヌキの尻尾は短めで黒い)
アライグマによる被害の例
- 天井裏に侵入する
- 侵入した天井裏に糞尿をする
- ペットの餌を横取りする
- 池で飼育している魚などを食べてしまう
- 果樹を食べてしまう
- 他の野生生物を食べてしまうなど
アライグマによる被害を減らすために
- 生ゴミにネットやコンテナ等を被せる
- 未収穫物、落果実等を農地に放置しない
- ペットの残り餌を放置しない
- 家屋内への侵入口を塞ぐ
- 目撃してもむやみに近づいたり、触ったりしない
(注意)屋根裏(縁の下)に住み着かれてお困りの場合、市販の、煙によるゴキブリ忌避剤を使用すると追払うことができるようです。一度でダメな場合でも2〜3度繰り返して行えば効果があるとされています。
市の取り組み
- 生息域の把握を行うため、アライグマを目撃した場合は、みどり公園課へご連絡ください。
- アライグマによる被害が発生している場合には、市で捕獲等の対応をしますので、みどり公園課へご連絡ください。
更新日:2022年02月01日