救急医療情報キットを備えましょう
大和市では、病気や災害時に迅速に救急医療活動を受けられる態勢を整えるため、「救急医療情報キット」を無料で配布しています。
突然の体調不良や災害への備えなど、万が一の事態に備えるために、ぜひ救急医療情報キットをご活用ください。
救急医療情報キットとは
ご自宅での万が一のことがあった際の救急医療活動や、災害時での医療救護活動が円滑に行われるように備えるための道具です。救急医療活動に必要な氏名、生年月日、血液型、服薬内容、かかりつけ医、緊急連絡先などの情報をシートにご自身で記載し、円筒形のプラスチック容器に入れ、自宅の冷蔵庫に保管しておきます。
万が一の際に、かけつけた救急隊員が冷蔵庫から取り出し、適切な救急医療活動のために活用します。
対象者
大和市内にお住まいの方(年齢は問いません)
救急医療情報キットをもらうには
救急医療情報キットは、下記のPDFファイル記載の公共施設、薬局で配布をしています。
配布場所は下記ファイルをご覧ください。
救急医療情報キット配布場所一覧 (PDFファイル: 673.6KB)
利用方法
- キットの中から、「救急医療情報シート(2枚)」と「ラベルシール(2枚1組)」を取り出す。
- 「救急医療情報シート」に必要事項を記入する。(もう1枚は予備)
- シートに記入したら、「保険証の写し」、「身体障害者手帳の写し」、「本人の顔がわかる写真」、「薬剤情報提供書やお薬手帳の写し」、「診察券の写し」などを添えて、キットの中に入れる。
- ラベルは「玄関ドアの内側」、「冷蔵庫の扉」に貼る。
- キットを冷蔵庫の中に入れて保管する。
救急医療情報キットの取扱説明書はこちら (PDFファイル: 377.8KB)
救急医療情報シートの見本はこちら (PDFファイル: 280.7KB)
なぜ保管場所が冷蔵庫なの?
「救急医療情報キット」は、かけつけた救急隊員がすぐにわかる場所に保管しておかなければ意味がありません。探し出すために最適な場所が冷蔵庫です。ほとんどのお宅では冷蔵庫は台所にあるので、キットがどこにあるのかがすぐにわかります。
お薬手帳を備えましょう
病気や災害時の医療活動では、服用している薬の情報がとても重要になります。
日常的に薬を飲んでいる場合は、その情報を正確に救急医療情報シートへ記入し、キットにはお薬手帳の写しを入れておきましょう。
シートの情報を更新しましょう
救急医療情報シートの情報が古いと、いざというときにキットが役立ちません。
定期的にシートを見直し、記入してある内容が変わった場合には、その情報を更新しましょう。
また、情報を更新したときは、シート右上に日付を記入しておきましょう。
新しいシートが必要なときは、下記ファイルからからダウンロードするか、医療健診課窓口でお受け取りいただけます。
利用の際にあらかじめご了承ください
- 救急活動時に、救急医療情報キットの保有者であることが分かった場合には、本人及び同居人等の同意を得ることなく、冷蔵庫を開けて救急医療情報キットを取り出すことがあります。
- 救急医療情報キットは、救急隊が救急活動に必要と判断した場合に活用します。そのため、救急医療情報キットの保有者であることが分かっている場合でも、その救急活動によっては活用されない場合があります。
- 救急活動において、搬送先の医療機関を決める際に、本人の状態等によっては、情報シートに記載された「かかりつけ医療機関」に搬送されない場合があります。
- 情報シートに記載された「救急隊員への伝言など」については、必ずしもその伝言を実施できるものではありません。
更新日:2023年06月30日