我が家で手軽に出来る省エネルギーの工夫(エコリフォーム)

更新日:2022年02月01日

ちょっとした工夫で省エネに取り組み、おうちのなかを快適にしましょう。

左:暖房使用時の熱がそとに出る割合、右:冷房の時外から熱が入る割合

冬、住宅から出ていく熱の約6割、夏は住宅に入ってくる熱の約7割が窓などの開口部と言われています。

また、電気やガスだけでなく、水の節約もポイントです。
水は浄化や配送、下水処理などにエネルギーを使います。節水すると省エネになります。
温水は電気やガスなどのエネルギーを使って温るため、節約はエネルギーと水の両方に効きます。

部屋

電球に電気がついている写真

照明

 白熱電球を電球形LEDランプに交換するだけで省エネになります。
 ランプの値段は少し高いですが、寿命が長いので長期的にみると節約になります。
 日中は自然光を遮断せず上手に取り入れて、照明をつける時間を短くしましょう。
 消し忘れにも注意しましょう。

コンセントを抜いている写真

家電

 長時間使わない家電製品は、プラグを抜いて待機電力を減らしましょう。
 スイッチ付きタップに替えてこまめにON/OFFを切り替えると、簡単に待機電力を減らすことができます。
 家電の設定をエコモードに調整すると消費電力を抑えることができます。
 テレビやパソコンなどのつけっぱなしも要注意!

エヤコンの吹き出し口が開いている写真

エアコン

 まず、衣服や換気を調節して冷暖房は必要な時だけつけましょう。
 設定温度は適切に、冷やし過ぎや温め過ぎにならないようにしましょう。
 温かい空気は上、冷たい空気は下に溜まりやすいので、風向きを調整したり、扇風機などを使って、部屋の空気を循環させましょう。
 冬は加湿器などで湿度は高く調整すると温かく感じるとともに風邪の予防になります。
 エアコンのフィルターは目詰まりをしていると効率が下がります。
 2週間に1度定期的にお掃除をしましょう。
 また、室外機の吹出し口付近に物を置かないようにしましょう。

ホットカーペットの下に断熱マットをひいている所を角をめくり見せている写真

 ホットカーペットの下に断熱マットなどを敷いたり、こたつの敷布団を厚手のものにすると、
 熱が床から逃げるのを防ぎ、暖房効率が上がります。
 さらに、コルクマットなど熱を通しにくい素材や絨毯やラグなどを床に敷くのも有効です。

カーテンの下をアップにして床まで長くしているのがわかるようにしている写真

 カーテン・ブラインド
 カーテンやブラインドを上手に使って温度差のある室内の空気と外気が接触するのをシャットアウトします。
 カーテンを床まで長くするとより冷気の侵入を防ぐことができます。
 保温効果のある熱い生地のカーテンのほか、光や風の透過性が高いレースタイプなど、種類も色々あります。
 機能や好みに合わせてカーテンを選びましょう。

窓用の断熱フィルムを指でにぎっているアップの写真

 また、窓用の断熱フィルムを貼ったり、ゴーヤやアサガオなどを窓の外や壁面に這わせた「緑のカーテン」も
 大きな効果があります。

台所

冷蔵庫を開けて中身をみている女性のイラスト

冷蔵庫

 冷蔵庫を開けるたびに冷気が逃げていきます。
 開ける回数を少なく、開ける時間を短くすると省エネになります。
 詰め込み過ぎると冷気の流れが悪くなるので効率が下がります。
 お店の売り場で冷やしていないものは未開封なら冷蔵庫に入れなくてもある程度保存できます。
 冷蔵庫の中を整理しておくことで食品ロスの対策につながります。
 温かいものを入れると庫内温度が上がってしまうので冷やすのに余計エネルギーを使います。
 ある程度冷ましてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。

ガスコンロで料理をしている女性が鍋からお湯が噴出しているので火力を下げようとしているイラスト

ガスコンロ

お鍋からはみ出した火はエネルギーの無駄になります。火力は控え目にしましょう。
 お鍋の外側が濡れていると温まりにくくなります。よく拭いてから使いましょう。
 ふたを使ったり、沸かすお湯の量を調節するなどの工夫で早く温まります。
 野菜の下ごしらえなどに電子レンジを使うとガスを節約でき、時間短縮にもなります。

食器等の洗い物

 洗う前に水につけておいたり、ヘラやボロ布で汚れを拭き取っておくと、使うお湯(水曜日)の量が少なくて済みます。
 こまめにお湯を止めましょう。水とガスの節約になります。
 また、食器を洗う時のお湯の温度を少し低くするだけでガスの節約になります。

風呂

シャワーから水が勢いよく出ているアップの写真

シャワー

 家の中で一番エネルギーを使うのは「給湯」と言われています。
 「節湯」はエネルギーと水を同時に節約できます。
 節水型のシャワーヘッドに交換すると効果的です。

お風呂の蓋がされている浴槽の写真

お風呂を沸かす回数を減らしましょう

 家族で間隔を空けずに入ることで温め直すガスの節約になります。
 浴槽のふたをしたり、内ふたを追加することで、お湯が冷めにくくなります。
 間隔が長時間空いてしまう場合は、細かい温め直しを続ける保温はやめて、追い炊きをした方が省エネになります。

風呂の残り湯は洗濯で使いましょう

ポンプが付属していない洗濯機でも市販の洗濯ポンプなどを使うと便利です。

お風呂の残り湯をバケツで洗濯機にいれている女性のイラスト
市販の洗濯ポンプのアップの写真

トイレ

トイレのレバーをアップで写した写真

 トイレの大・小レバーを使い分けて、必要な量の水で流しましょう。
 暖房便座のふたを閉めると熱が逃げにくくなり省エネになります。

関連リンク

大和市環境配慮指針

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