環境調査事業(セミのぬけがら調査)

身近な自然環境に関心を持っていただくための環境調査事業として「セミのぬけがら調査」を行っています。
セミは種類によって生息に適する気温や湿度、樹木の種類などが異なります。そのため、セミの生息状況を示すぬけがらの分布を継続的に調査することで、自然環境の変化を知ることができます。

また、この調査に先立ち、セミのぬけがらの見分け方などを学習する「セミのぬけがら鑑定士講習会」を開催しています。

令和6年度セミのぬけがら鑑定士講習会

令和6年度セミのぬけがら鑑定士講習会は終了しました。

令和7年度実施の募集時期その他詳細につきましては、決定次第、掲載いたします。

【日時】令和6年7月27日（土曜日）10:00～11:30（受付9:45～）/13:30～15:00（受付13:15～）

【場所】大和市自然観察センターしらかしのいえ（泉の森内）

【内容】セミのぬけがらから種類を見分ける方法を学びます（講習のあと、泉の森内でフィールドワークを行います）。

【その他】飲み物、帽子を持参のうえ、歩きやすい服装・靴でご参加ください。

暑さ指数が31を超える日や雨天時等は、フィールドワークを行わないことがあります。

荒天時等は、講習会を中止することがあります。

令和6年度セミのぬけがら調査

令和6年度セミのぬけがら調査は終了しました。

令和7年度実施の募集時期その他詳細につきましては、決定次第、掲載いたします。

ご協力いただける方は、熱中症対策等をしたうえで、調査をお願いいたします。

調査期間は、令和6年7月1日から9月30日までです。

令和6年度セミのぬけがら調査票 (PDFファイル: 100.2KB)

令和6年度セミのぬけがら調査票 (Excelファイル: 26.2KB)

セミのぬけがらの見分け方の役に立つ「セミのぬけがら見分け方チャート」を作成しました。ご活用ください。

セミのぬけがら見分け方チャート (PDFファイル: 359.3KB)

令和6年度セミのぬけがら調査の報告

令和6年7月27日（土曜日）に、大和市自然観察センター・しらかしのいえで「セミのぬけがら鑑定士講習会」を開催し、その後、調査員の方々が、大和市内でセミのぬけがらの調査を実施しました。令和6年度の調査結果は次のとおりです。

調査期間：令和6年7月〜9月
調査参加者数： 33名（このほかに1保育園の園児）
調査地点： 17地点
ぬけがら採取： 5,615個

確認されたセミのぬけがらは、1.アブラゼミ 2.ミンミンゼミ 3.ヒグラシ 4.ツクツクボウシ 5.ニイニイゼミ 6.クマゼミの6種類でした。
クマゼミは温暖な西日本以南の地域でよく見られるセミで、平成25年の本調査において大和市で初めてクマゼミのぬけがらが発見されて以降、断続的に発見されています。令和6年度は、過去の発見数を大幅に上回る17個が発見されました。

令和6年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 15.2MB)

過去の実施報告書

令和5年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 10.4MB)

令和4年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 957.7KB)

令和元年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 1.2MB)

平成30年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 1.3MB)

平成29年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 16.4MB)

平成28年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 1.6MB)

平成27年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 1.5MB)

平成26年度セミのぬけがら調査実施報告書 (PDFファイル: 2.0MB)

協力：財団法人スポーツ・よか・みどり財団大和市自然観察センター・しらかしのいえ(外部リンク)

(注意)令和2年度及び令和3年度のセミのぬけがら調査は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止しました。

環境調査事業（ツバメ情報調査）（平成26年度〜令和元年度）

近年、ツバメは減少傾向にあると言われており、その背景には、エサ場となる水田や耕作地の減少、巣作りに適した日本家屋の減少などが影響しているのではないかと考えられています。さらに、地球温暖化の影響により、ツバメの飛来が早まっているとも言われています。
市内でのツバメ生息状況の調査を通じて、身近な自然への関心を高め、地球環境を保全していく大切さについて理解を深めることなどを目的に、環境調査の一環として、平成26 年度から「ツバメ情報調査」を実施していました。

令和3年度からは「やまとみどりの学校プログラム」の一部として調査を継続していきます。

やまとみどりの学校プログラム