自主防災組織
地域には災害時の避難などに配慮を要する高齢者、障害者、乳幼児等介助の必要な人々も住んでいます。災害発生直後は公共機関による支援、救出、救護等が期待できない場合があります。
自主防災組織とは、このような事態のときに被害を軽減させるために地域住民を直接・間接に支える基盤組織です。現在、市内では150自治会で組織されています。(令和6年4月1日現在)
自主防災組織の必要性
大規模災害が発生した場合、消防機関等の公共機関が全力をあげて応急対策に取組みますが、道路の寸断、建物の倒壊、水道や電力供給の停止、火災等の二次的災害により想定外の被害を被る恐れがあり、行政の活動のみでは十分に対処できないことも考えられます。このようなとき、個人個人がばらばらに行動しても効果は少なく、場合によっては混乱をもたらすことさえあります。そこで、地域の住民がお互いに協力して防災活動に取組み、災害時の被害を最小限にとどめることが必要となります。
活動内容
平常時
- 講習会の開催などによって地域内の防災意識の高揚に努める。
- 消火用具や防災資機材を準備し、点検する。
- 地域内の防災環境をチェックし、防災マップを作成する。
- 防災訓練(消火訓練や避難訓練)を実施する。
- 災害時の避難などに配慮が必要な方(高齢者や障がい者等)の状況を把握し、支援体制を整える。
災害時
- 情報班 安否や被害についての情報収集と伝達
- 消火班 初期消火活動及び出火防止の活動
- 避難誘導班 避難場所への誘導
- 救出救護班 負傷者の救出・救護活動、救護所への搬送
- 給食給水班 食糧や水、炊出しなどの給食、給水活動 ⇒自主防災活動携帯マニュアルをご覧ください
自主防災活動携帯マニュアル (PDFファイル: 305.1KB)
自主防災組織への支援
- 市では、自主防災組織結成時に必要な資機材の助成、防災活動に必要な資機材購入に係る助成、自主防災組織で行う訓練や講習会等といった支援を行っています。
- また、自主防災組織への支援とは別に、地域の防災活動を積極的に推進する防災リーダー(防災協力員)の育成のため、防災セミナーを実施しています。防災セミナーの全課程を修了した方が有資格者となり、修了者の申し出(任意)により、大和市防災協力員として登録されます。
防災セミナーの募集については下記リンクをご覧ください
防災資機材購入補助金
防災資機材購入補助金は、自主防災組織の防災活動において必要な資機材購入する際の補助金になります。
補助金の交付対象は、別表に記載されているものになりますが、別表中以外でも「自主防災活動において必要とされる資機材で市長が認めたもの」であれば購入することが可能です。ただし、事前にご相談をお願いします。
補助金の申請書等
申請書等がダウンロードできます。
【申請に関する書式】
防災資機材購入補助金交付申請書
防災資機材購入費補助事業計画書
防災資機材購入費補助事業収支予算書
Word(Wordファイル:63.5KB) PDF(PDFファイル:135.7KB)
【完了に関する書式】
防災資機材購入費補助事業実績報告書
防災資機材購入費補助事業収支決算書
Word(Wordファイル:54.5KB) PDF(PDFファイル:107.8KB)
請求書、委任状
Word(Wordファイル:49.5KB) PDF(PDFファイル:123.4KB)
【申請した内容の変更に関する書式】
更新日:2024年06月25日