非常持ち出し品・備蓄品
災害時に役立つ 知って備えて命を守る 3選!!
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家族構成に合わせ、備蓄品の準備をしておきましょう
大きな地震の後は、ライフラインにも影響が及びます。
熊本地震では、電力の復旧に5日程度、水道の復旧に2週間程度かかりました。
自分を守るため、「食料」「飲料水」「携帯トイレ」を最低3日分、可能であれば1週間分備蓄しましょう。
また、感染症にかかって自宅療養や待機となった場合も、食料品や日用品等が不足して困らないよう備蓄をし、事前に準備しておくことが重要となります。
非常持ち出し品として目安となるものは、次のとおりです。
(注意)ここに記載してあるものは一例です。各家庭で必要と思われるものをご用意ください。
主な非常持ち出し品(すぐに避難が必要な時に持ち出すもの)
非常食・水 | 非常食(レトルト食品、缶詰など) |
飲料水 | |
粉ミルク(粉・液体)・離乳食 | |
道具類 | 懐中電灯 |
携帯ラジオ | |
電池 | |
携帯電話(モバイルバッテリーを含む) | |
笛やブザー | |
生活用品 | タオル類 |
着替え(体温調整ができるもの) | |
衛生用品 | 携帯トイレ |
トイレットペーパー | |
ウエットティッシュ | |
歯磨きセット | |
生理用品 | |
紙おむつ | |
貴重品 | 現金 |
本人確認書類 | |
健康保険証 | |
安全対策品 | ヘルメット |
軍手・手袋 | |
雨具(レインコートなど) | |
スリッパ | |
医薬品など | 救急セット |
常備薬、持病薬 | |
おくすり手帳 | |
感染症対策用品 | マスク |
体温計 | |
消毒液 |
主な備蓄品(最低3日分~1週間分を目安に備蓄)
食料品など | お米・アルファ化米 |
缶詰、レトルト食品 | |
飲料水(1人1日3L目安) | |
衣類 | タオル類 |
着替え | |
毛布 | |
ランタン | |
卓上こんろ | |
その他 | トイレットペーパー |
ビニール袋 | |
ウェットティッシュ |
食物アレルギーのあるかたは特に注意
市では、食物アレルギーの原因となる食品をできるだけ排除した非常食を備蓄していますが、発災後の状況によって十分に行きわたらない可能性があります。食物アレルギーのあるかたは、十分な備蓄をお願いします。
災害時にもっとも困るのは「トイレ」
災害時には、水や食料、寝る場所など、さまざまなものが不足しますが、その中で大変困ってしまうのが「トイレ」の問題です。水や食料は、多くの人は摂取しなくてもある程度の期間は耐えることができますが、トイレだけは数時間内にだれもが必要となります。水や食料と同様に、携帯トイレの備蓄をお願いします。
詳しくは、下記のリンク先をご参照ください。
非常食のローリングストックを
非常用に、水や食料を備蓄しておこうと思っていても、「何を用意すれば分からない」というかたや、「買っておいた物の賞味期限がいつの間にか切れていた」というかたは多いと思います。 そこで、市では非常食の「ローリングストック法」をお勧めしています。これは、ふだん食べたり飲んだりしている物を多めに買い置きし、消費した分を補充することで、自然と備蓄ができるという方法です。ローリングストックで、無理なく非常食を備蓄しましょう。
農林水産省 災害時に備えた食品ストックガイドを公開中
農林水産省では,備蓄に適した食品の選び方、ローリングストック法等による日頃の活用方法、災害時に役立つ簡単レシピなどの実践的な内容を取りまとめています。
農林水産省 災害時に備えた食品ストックガイドの紹介ページ(外部リンク)
「賞味期限」と「消費期限」
食品には、「賞味期限」と「消費期限」のどちらかが表示されています。
「賞味期限」は、袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のことです。缶詰、レトルト食品、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。もし、賞味期限が過ぎてしまったとしても、適切な保存方法下であれば食べられる可能性があるので、確認してみましょう。なお、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしてください。
「消費期限」は、袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のことです。お弁当、サンドイッチ、生めんなど、いたみやすい食品に表示されています。
(注意)農林水産省ホームページ 子どもの食育「消費期限と」「賞味期限」より内容引用。
多様な非常食
- 缶詰
賞味期限は、一般的に2〜3年のものが多いようです。どのような食物でも缶詰に加工できないものはないといわれているとおり、世界では約1,200種類、日本では約800種類の缶詰が製造されています。缶詰は、安全性が高く長期保存ができ、栄養価も高いという優れた特徴を持っています。 - アルファ化米
賞味期限は、一般的に3〜5年のものが多いようです。アルファ化米は、炊いたり蒸したりしたお米を急速乾燥させたもので、水や熱湯を注げばいつでもご飯が食べられるというものです。白米やおかゆ、炊き込みごはん、アレルギー物質や宗教上食べられない食品に配慮したものなど、多様な物が販売されています。 - レトルト食品
賞味期限は、1年程度のものが多いようです。調理済みの食品を、アルミ箔・ポリエステルなどの耐熱・耐圧性の袋に密封し、高圧高温で殺菌したものです。ご飯、カレーやスープ類、ソース類、麺類があります。 - パンの缶詰
賞味期限は、一般的に3〜5年のものが多いようです。缶詰内に、パンが入っており、開けてすぐ食べられるという特徴があります。プレーン味からチョコ、ドライフルーツ入りなど、種類も豊富です。 - カンパン、クラッカー、菓子類
賞味期限は、一般的に5年程度のものが多いようです。非常食と言えばカンパンというイメージのかたも多いと思います。最近では、クラッカーや菓子類で長期保存できるものも販売されており、開けてすぐ食べられるという特徴があります。 - その他
上記のほか、おでんや、カレーとご飯がセットになったふだんとして使うにも便利なものから、おもち、ようかん、カスタードクリームなどのおやつとなるものまで販売されています。
更新日:2024年08月15日