厚木基地とはどのような基地ですか。

更新日:2022年03月01日

約507万平方メートルの広大な敷地を有する厚木基地は、大和市の南西部に位置し、大和市及び綾瀬市の2市にまたがって所在しています。
厚木基地の滑走路は大和市側にあり、さらに滑走路の北側の延長線上には、本市の中でも特に住宅が密集する地域が広がっています。
また、前述の2市に加え、厚木基地周辺には横浜市、藤沢市、相模原市、座間市や東京都町田市などが所在しており、各市とも過密化した市街地を形成しています。
このような中に所在する厚木基地は、全国に類例のない「人口過密都市の中にある軍用飛行場」として、基地周辺の市民のみならず、広域にわたる多くの人々に対し、航空機騒音や事故の不安等を与え、その日常生活に様々な影響を及ぼしています。
基地の歴史は、昭和13年に旧日本軍が航空基地として定めたことから始まり、昭和16年には帝都防衛海軍基地として使用が開始されました。その後、昭和20年の終戦により連合国軍を構成する米軍に接収され、そして、昭和25年には米陸軍から米海軍に移管、以来、米第7艦隊の後方支援基地として使用され、その後の昭和46年には、基地の一部が海上自衛隊に移管されました。これにより米海軍は「厚木航空施設」として、また、海上自衛隊は「厚木航空基地」として、日米共同使用の基地として現在に至っています。

この記事に関するお問合せ先

市長室 基地対策課 基地対策係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎3階 案内図)
電話:046-260-5310

お問合せフォーム