R4年度 大和市消防本部「WEB就職説明会」の実施内容

更新日:2022年10月05日

大和市消防本部「WEB就職説明会」は、消防士や救急救命士を目指す方に対し、消防吏員が普段どのような業務をしているのか、現役職員から実際に聞き、実感していただくために開催しました。

※コロナウイルス感染症拡大の状況に鑑みて、令和4年度はWEB開催になります。

説明会への参加申込は、先着順にさせていただきました。応募者多数であったため、ご希望に添えなかった方には誠に申し訳ございません。

当日、参加できなかった方のために、実施内容の概要をご案内します。

※WEB就職説明会の参加者は、プライバシー保護のため画像処理しております。

消防総務課主幹挨拶

本日は、大和消防のWEB就職説明会に御参加いただき、ありがとうございます。

今月に入り新型コロナウイルスの新規感染者数が「BA・5」という変異株の影響からか急激に増加に転じて、「第7波に突入」したと言われています。そのような中、オンラインではありますが、就職説明会を開催できたことは幸いに思います。

私が消防職員として、面接試験の際に受験生を見るポイントや受験生に求めるものを一言お話ししたいと思います。私が面接試験において、受験生を見るポイントは、ズバリ『我慢強さ』が備わっているかどうかという点です。

この消防の世界、厳しいことを言いますが、実は我慢の連続です。我慢の量は皆さんの想像以上かもしれません。我々の仕事を一言で言い現わすと、『人命救助』です。火災、救急、救助あらゆる災害現場に対応できる人命救助のスペシャリストを育てています。ですから当然、日ごろの訓練は厳しいものになってきますし、そのための知識、技術もしっかりと備えていかなければなりません。ただそのしっかりと蓄えた知識と技術、そして厳しい訓練を乗り越え、的確な現場活動の末、尊い命を救うことができたとしたら、さらに加えて我々の活動に対して感謝の言葉をいただけた時には、この上ないやりがいを感じることもできる仕事でもあります。あくまで、この『我慢強さ』というのは私個人の見解です。参考までに話させていただきました。

この説明会で、皆さんが少しでも大和市消防本部に興味を持っていただけたら幸いに思います。よろしくお願いいたします。

「大和市消防吏員として求められること」について

大和市消防本部の現役消防吏員プレゼン

現役消防吏員によるプレゼン。

大和消防の働き方や採用後の流れ、実際に働いてみて感じる消防吏員のメリット等を説明しました。

  1. 消防吏員とは
  2. 大和市の概要
  3. 大和消防の勤務形態
  4. 消防吏員になるメリット
  5. 採用後の流れ
  6. 初任教育について
  7. 消防救助特別訓練について
  8. 消防吏員として求められること
  9. 大和消防YouTubeの紹介

プレゼン資料は、こちらからご覧ください。

【WEB就職説明会】大和市消防吏員として求められること(プレゼン資料)(PDFファイル:3MB)

※大和市のYouTubeでも10月頃公開予定です。

大和市消防本部の採用試験について案内

採用担当者によるプレゼン。

採用試験日程や試験内容について概要を説明しました。

  1. 受験資格
  2. 採用試験の日程
  3. 採用試験の内容
  4. 採用試験の実施状況
  5. 大和消防訓について
  6. 入庁後の待遇

※採点に係る内容は説明しておりません。

プレゼン資料は、こちらからご覧ください。

【WEB就職説明会】大和市消防本部の採用試験について(プレゼン資料)(PDFファイル:1.3MB)

業務内容、福利厚生の説明

勤務条件、福利厚生については下記リンクをご覧ください。

受験案内はこちらからダウンロードできます。

大和消防の若手隊員紹介

憧れの先輩職員との交流時間。

救助隊隊員(採用11年目、採用2年目)が、自己紹介した後に、質疑応答の時間を設けました。

救助隊のY隊員(採用11年目)の経歴、志望理由

平成24年採用、31歳。現在11年目です。6年間消防隊、4年間救助隊を経験しています。

志望動機は、通常、災害に遭うと逃げる中、消防士は災害に立ち向かう姿を見て、かっこいいと思ったためです。

やりがいは、人のためになることをして、感謝されること。また市民だけでなく一緒に働いている仲間や上司に感謝されることで、仲間との信頼関係が築けること。

救助隊のT隊員(採用2年目)の経歴、志望理由

昨年度採用、現在2年目の19歳です。半年間の初任教育後、救助隊に配属されました。
志望動機は、テレビ等で消防士の特集を見て、憧れたことです。

災害現場など、他人が経験できないことを体験できることは、貴重だと感じます。

若手職員との交流、質疑応答

Q:大変だったエピソードを教えてください。

Y隊員

夏場の消火活動が大変で、防火衣や空気呼吸器を全て着装すると、10キログラム以上あります。ただ、活動に関しては隊員で役割分担があり、全てを一人で行うのではないので安心してください。

T隊員

私は採用2年目で、まだ炎上火災に出動した経験はありません。

実は説明会に参加する30分ほど前、マンションで自動火災報知設備が作動したため出動しました。夏場は暑くて、発報箇所の13階の部屋まで、防火衣や空気呼吸器を着装した上で重たいホースバックを持ち階段を上るだけでも大変で、まだ消火活動もしていないのに、部屋の前に着くだけでもきつかったです。

Q:採用試験を受けるにあたりやっておいた方がよいことは何ですか?

Y隊員

私は元気が取り柄で、体力メインの人間なので、大和消防への熱意を元気よく語りました。

T隊員

大和消防の試験内容に体力を重視すると記載されていたので、トレーニングをして体力をつけるようにしていました。

私の採用年度は、新型コロナウイルスの影響で、学校に行けずリモート授業をしていた人もいましたが、空いた時間でトレーニングをして、採用試験の際もその話をしました。

また、面接では大和消防を受けた理由をしっかり話すことが良いと思います。

面接では想定外の質問を受けることがありましたが、聞かれたことを冷静に考えて答えるよう努めました。

Q.消防学校に入校して大変だったことはありますか?

Y隊員

消防学校では集団生活が大変でした。神奈川県の消防学校は、横浜市を除く市町村の消防士が集まります。色々な人とのかかわりがあります。ただ、消防学校で厳しい訓練を乗り越えた後は仲良くなり、今でも同期と連絡を取り合っています。

T隊員

消防学校で大変だったことは勉強です。消防に関する知識というのは、ゼロからのスタートで、授業後にはテストがあり、規定の点数が取れないと再テストがありました。

また、クラスや班で何か問題が起こると連帯責任という決まりがあり、ペナルティとして全員で腕立て伏せすることがありました。

Q:職場環境についてお聞きしたいです。実際に働いてみてどうですか?

T隊員

上の人とも接しやすいです。19歳で、入ったばかりで、何をしてよいのか全く分からずパニックになることがありました。しかし、きちんと指導してくれるので、冷静になることができます。

Y隊員

消防士は人を助ける人間なので、皆、誰に対しても基本的にやさしいです。時には現場活動で危険が迫っているときなど、厳しく接することもありますが、それは後輩の命を守るやさしさからのものです。皆で助け合って活動しています。

最後に

今回のWEB就職説明会の申込は、先着順にさせていただきました。
応募者多数のため、ご希望に添えなかった方には誠に申し訳ございません。
また、昨年度実施した「就職説明会&消防署見学」の様子を動画公開しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

消防の仕事の様子は、他の動画でも紹介しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。

大和市消防職員採用試験の詳しい案内は下記リンクのとおりです。
消防、救急、救助の仕事に興味がある方は、ぜひお申込みください

この記事に関するお問合せ先

消防本部 消防総務課 政策調整係
〒242-0018 大和市深見西4-4-6 (消防本部庁舎2階)
電話:046-260-5775

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