認知症の人による発信の取組
令和5年3月16日、大和市は、さまざまな分野で相互に協力し、地域の一層の活性化等に寄与することを目的とし、ショッピングモール「やまとオークシティ」の株式会社イトーヨーカ堂及びイオン株式会社と地域連携に関する協定を締結しました。
協定締結当日、連携事業の第一弾として両社の社員などを対象に、認知症当事者による講座を開催し、認知症の本人が、普段のオークシティでの過ごし方や日常生活での思いを語りました。
写真でオークシティでの過ごし方を紹介
日常生活での思いを語る
講義に参加された従業員の皆様からの感想
○認知症の印象が180度かわりました。「怖い」から「大丈夫なんだ。」
○本人の言葉が一番伝わってきます。
○接客業についている私たちは全員受けるといいと思います。
○本人が自覚していることも初めて知った。自分でできることを話しているときの顔が嬉しそうだった。
○見た目、話し方では認知症とは気づかないくらいでした。本当に普通の方でした。
○買い物で不便な点等を聞いて気持ちよく買い物していただけるよう心掛けて接していこうと思います。
○認知症であることを受けいれ、理解し、前向きに考えて努力されている。
○GPSや電子マネー、自動精算機も使いこなしており、素晴らしいと思いました。
市では、引き続き、認知症の本人が発信する普及啓発の取組を進めてまいります。
更新日:2023年07月13日