もの忘れが気になる方(お家でできるコグニパック)
外出自粛が唱えられる中、人との交流が少なくなり、心身機能が低下することが懸念されています。
このような状況においても、できるだけ健康な生活が送れるよう自宅で実践していただける活動のメニューをご紹介します。
コグニパックとは
国立長寿研究センターの「在宅活動ガイド2020一般高齢者基本運動・活動編」では、心身の機能が弱ってしまわないように、安全に適切な活動を行うためのご自宅でできる活動を紹介しています。
ここではコグニパックや体力向上パック、不活発予防パックなど6つの運動・活動パックがあり、フローチャートを用いてどのようなパックを行うことがより適切であるか見つけることができます。
フローチャートは「在宅活動ガイド2020一般高齢者基本運動・活動編」をご覧ください。
在宅活動ガイド2020 一般高齢者基本運動・活動編 1.1版(国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター)(外部リンク)
コグニパックは、もの忘れが少し気になる方や心の働きの低下を心配される方に運動と認知機能を同時に使う課題を紹介し、頭と体が共に活性化をすることを目指す運動・活動パックです。
行うときは運動の注意点をしっかりとお読みください。
運動の注意点
- 運動については無理をせず、痛みのない範囲で実施してください。
- トレーニング中の転倒には注意してください。
- 椅子や机を使用する時は安定したものを用い、パイプ椅子やキャスター付きの椅子のような軽いもの、動くものは使用しないでください。
- 認知課題は自由に変更ができます。「水に関係するもの」→「火に関係するもの」、「う」から始まる言葉→「け」から始まる言葉など、課題の作成にも挑戦してみてください。
更新日:2022年02月18日