令和7年度 施政方針【厚木基地に関わる取り組みについて】

更新日:2025年02月25日

厚木基地に関わる取り組みについて

   最後に、厚木基地に関わる取り組みについて申し上げます。

   今年は戦後80年を迎える節目の年となりますが、近年の厳しさを増す国際情勢や安全保障環境の急激な変化等を鑑みますと、国内における厚木基地など防衛施設の意義、役割等は年々増しており、防衛施設を抱える地元自治体や周辺住民の理解、協力等も欠かせないものと考えます。

   そうした中、本市の市民は、厚木基地の運用に伴い、航空機の騒音被害や事故への不安、さらには国際情勢が及ぼす影響など、様々な負担を強いられていることは紛れもない事実です。そのため、今後も「厚木基地の返還」を最終目標に掲げながら、市民の負担解消に向け、国が行う基地周辺対策の拡充等も含め、基地問題の解決に全力で取り組む所存です。

   他方、各地で発生した大規模地震や豪雨災害等において、自衛隊の人命救助活動や在日米軍の物資輸送活動等に取り組む姿は大変頼もしく、24万市民の生命、財産を守る責務として、災害時における自衛隊や米軍との連携強化を図ることも重要と考えます。そうしたことから、本市に厚木基地が所在するという実情を踏まえ、日頃から市民と基地関係者との文化やスポーツ等を通じた交流を促進するなど、新たな基地政策の取り組みにつきましても、将来的な厚木基地の利活用等も見据えながら、 一歩ずつ進めてまいります。

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