令和8年度 施政方針【厚木基地に関わる取り組みについて】
厚木基地に関わる取り組みについて
最後に、厚木基地に関わる取り組みについて申し上げます。
近年、我が国周辺における安全保障に関わる動向や、国際的な紛争に関する報道等を目にしない日はないと言ってもよいほど、国際情勢は緊迫の度合いを増しております。米海軍と海上自衛隊が共同で使用する厚木基地を抱える本市といたしましても、そうした国際情勢の中で基地の運用などに、どのような影響が生じていくのか、状況を注視していくことが必要です。
現在、国は、空母艦載機移駐完了に伴う騒音状況の変化を受け、住宅防音工事の助成に係る第一種区域等について、平成18年以来となる見直しを進めております。また、これに先立ち、昨年末には、本市が長年要望し続けていた告示後住宅の対象拡大が実現し、本市では新たに約2万世帯が助成を受けられることとなりました。住宅防音助成は、国が市民の皆様に直接実施する事業ではありますが、多くの市民に関わることから、本市といたしましても、市民への丁寧な説明や対応について、引き続き、国に強く求めてまいります。
区域の見直しが進む一方で、本市においては今もなお、米軍のジェット戦闘機や低空で飛行するヘリコプターなどによる騒音被害が生じ続けています。今後も、騒音軽減や航空機の安全確保、周辺対策の拡充等について、国や米軍にしっかりと働きかけてまいります。
そうした基地対策の取り組みと併せ、基地が本市に所在する実情を踏まえ、米海軍、海上自衛隊との相互理解の促進や、災害時の連携強化を図ることも重要であると考えております。今年度は、厚木基地で行われた米海軍のイベントに市のPRブースを出展するなど、新たな試みを始めました。新年度におきましても、厚木基地との情報交換、交流、連携強化等を促進できるよう取り組んでまいります。

更新日:2026年02月25日