大和市道路施設長寿命化修繕計画

平成24年12月、中央自動車道笹子トンネル天井板落下事故を契機に、国全体でインフラの維持管理に関する取り組みを進めており、インフラの戦略的な維持管理等の方向性を示す基本的な計画として、「インフラ長寿命化基本計画」（平成25年11月29日付）を策定しました。

基本計画の中で、各管理者（国及び地方公共団体）に中長期的な取組みの方向性を示す行動計画を策定する旨が明示され、国土交通省は「国土交通省インフラ長寿命化計画（行動計画）」（平成26年5月21日付）を策定しています。また、地方公共団体については「公共施設等総合管理計画（行動計画）」及び「個別施設計画」を策定することとされています。公共施設等総合管理計画の中で、個別施設計画の対象を定めることとなっており、そこで、行動計画策定の参考となるよう、道路管理課が所管する各施設については、個別施設計画を策定しました。

また、「国土交通省インフラ長寿命化計画（行動計画）」の一つとして道路法施行規則が改正（平成26年7月1日施行）され、橋梁等は5年に1度の定期点検を義務付けられました。定期点検は予防保全の観点から実施する「点検・計画・修繕」のサイクルに位置付けられており、本市におきましても一体の事業として取り組む考えとしています。