ごみを減らす生活にご協力を

更新日:2024年12月05日

 ごみの処理には電気や燃料などのエネルギーを消費し、環境にも影響を与えます。ごみを削減することは、環境への負荷を軽減し、限りある地球資源の有効活用につながるだけでなく、将来に向けて美しい環境を残すことができます。そのためには市民一人ひとりのご協力が必要です。
 どうすればごみを削減することができるのか、自分のライフスタイルを見直してみましょう。
 市では大和市環境基本計画に基づき、市民や事業者それぞれの役割に応じて環境に配慮した行動をするため、「大和市環境配慮指針」を策定しています。

食品ロスを減らすために

 まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を「食品ロス」といいます。日本では、年間612万トン(世界の食料援助量の約1.6倍に相当)の食品ロスが発生しており、これは日本人1日1人当たりでおよそ茶碗1杯分に相当します。
 食品ロスの発生原因には、賞味期限切れの食品などを手つかずのまま捨てる「直接廃棄」、作りすぎや好き嫌いなどによる「食べ残し」、野菜の皮の剥きすぎなどによる「過剰除去」があります。
 食品ロスに関する情報は、環境省からも公開されています。

ご家庭でできること

 食品ロスの45%は各家庭で発生しています。食品ロスを減らすために、まずは身の回りの小さなことから取り組んでみてください。

  • 食材の買いすぎに気を付けましょう
     買い物の前に冷蔵庫の中身を確認し、余分なものは買わないようにしましょう。
  • 食品は正しく保存しましょう
     正しく保存しないと、食品の劣化が早くなる場合があります。食品に記載されている保存方法を守って保存しましょう。
     一度に食べきれない野菜は、冷凍したり乾燥させて保存するようにしましょう。
  • 食べきれる量を作りましょう
     家族の体調や予定などに配慮して、作りすぎないようにしましょう。

市の取組

 市では、家庭から出る燃やせるごみの中から、どれくらいの割合で食品ロスが発生しているのかの調査を行っています。食品ロスの発生状況を知ることで、食品ロスの削減に取り組むきっかけにしてみてください。

ライフスタイルを見直しましょう

 ごみを減らすためには、使い捨てとなる買物袋やペットボトルのごみを減らすなど、日ごろから一人ひとりが環境配慮行動を継続して実践することが重要です。
 私たちの日常生活において、意図せず環境に負荷をかけていることなどを踏まえ、ライフスタイルを見直し、ごみを削減する取り組みを皆さんからご家庭や地域にも広げていきましょう。河川や海岸の環境保全を進め、美しくきれいな街にしていきましょう。

個人でできること

  1. マイバッグ・マイボトルの持参
     マイバッグやマイボトルを持参することで、使い捨てとなる買物袋や紙コップ、ペットボトルなどのごみを減らすことができます。小さなことでも皆さんが継続して取り組むことで、ごみの減量には大きな効果が期待できます。
  2. 3R(リデュース・リユース、リサイクル)の取組み
     3Rとは、リデュース・リユース、リサイクルの3つのRの総称です。簡易包装の製品や詰め替え商品を購入しごみを減らす(リデュース)、フリーマーケットなどで不用品を再使用する(リユース)、資源を分別して排出する(リサイクル)など、3Rを実践することでごみを減らすことができます。
  3. 海洋汚染などのごみ問題に目を向ける
     最近では、プラスチックによる海洋汚染が問題となっています。海洋に漂流するプラスチックなどのごみは、陸地で発生し川に流れたものも多く含まれています。海に面していない大和市においても、海洋汚染や漂流ごみに意識を向ける必要があります。

国・神奈川県による取組み

(1)神奈川県の取組み

 使い捨てプラ、いわゆる「ワンウェイプラの削減」については、これまで、スーパーや生協などとレジ袋の削減を進めてきました。今後はコンビニなどとも広く連携し、ワンウェイプラ全体を削減していきます。

 なお、神奈川県は、「かながわプラごみゼロ宣言」に基づき、プラスチックの削減に取り組んでいます。また、プラスチックによる海洋汚染問題を踏まえ、2017年度から、相模湾沿岸のマイクロプラスチック汚染の実態を明らかにするための研究にも取り組んでいます。

(2)国の取組み

 環境省では、レジ袋有料化をきっかけに、プラスチックごみ問題について考えてもらえるよう、日々の買い物でマイバッグを持参して、「レジ袋はいりません」と辞退することが当たり前になる、そういった一人ひとりのライフスタイルの変革を目指し、「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」キャンペーンを実施しています。

 また、「レジ袋チャレンジ」の趣旨に賛同し、レジ袋を使わない人を6割に倍増する目標に向けて、一緒に消費者に呼びかけて事業者、団体を「レジ袋チャレンジ・サポーター」として募集しています。

 環境省プラごみゼロアンバサダーさかなクンによるオンライン配信型の特別授業が開催されました。
お家にある不要なものを利用してマイバッグを作りながら、親子で海と環境について考えてみませんか。

粗大ごみなどを捨てる前にリユースのご検討を!

大和市はリユースの更なる促進のため、令和6年12月5日(木曜日)に株式会社ジモティーと協定を締結しました

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この記事に関するお問合せ先

環境施設農政部 廃棄物対策課 資源・廃棄物対策係
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電話:046-269-7343

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