環境学習・食育等への活用
学校給食の生ごみの堆肥化から始まる「資源循環システム」を、環境学習や食育での教材として活用することで、児童・生徒の環境に対する意識向上や地域農業への理解促進が図れます。
また、生ごみ処理機設置校では、校内行事やPTA行事などで学校給食生ごみの堆肥化のパネル展示や、生ごみ堆肥の配布などにより、地域への普及啓発も実施しており、在校生のみならず地域住民の環境に対する意識向上にも役立っています。
今後もこうした活動を推進することによって、各小学校での環境学習・食育へ活用するとともに、大和市全体に「資源循環システム」の情報を発信していきます。
大和小学校での環境学習・食育への取り組み(実証試験において)
市立大和小学校では、給食の生ごみを堆肥として利用した大根の収穫に児童が協力しました。収穫した大根を学校給食に利用し、その活動をまとめたことによって、児童の環境に対する意識が高まりました。また、地域の農業者の方とのふれあいにより、地域農業への理解が深まりました。 給食残さを堆肥として利用し育った大根 「資源循環システム」の活動を教室内に掲示しました。
給食残さを堆肥として利用し育った大根
「資源循環システム」の活動を教室内に掲示しました
深見小学校での取り組み(ふれあい広場にて)
市立深見小学校での取り組みでは、給食生ごみから作られた堆肥をパンジーと一緒に地域住民へ配布することによって、児童だけでなく、地域住民に対しても、「資源循環システム」についての理解を広めました。
- 実施日:平成18年10月22日(日曜日)
- 場所:市立深見小学校校庭
- 実施内容:PTA、自治会、子供会等の地域住民による地域交流イベント
生ごみ堆肥等配布コーナー
生ごみ堆肥を小分けして地域住民に配布
パンジーと併せて生ごみ堆肥を配布
第20回 大和市学校給食展
大和市学校給食展では、市内で資源循環システムに取り組んでいる学校の活動を報告するだけではなく、堆肥化した生ごみや収穫された農産物を展示することによって、市民の皆さんに広く「資源循環システム」について知ってもらうことができました。
- 実施期間:平成18年10月27日(金曜日)〜10月29日(日曜日)
- 場所:イオン大和ショッピングセンター
- 実施内容:各小学校の学校給食に関する展示、食育に関する啓発
「資源循環システム」等に関する展示・啓発
生ごみ堆肥の展示
生ごみ堆肥を活用した農作物の展示
各小学校での給食指導の様子
更新日:2022年02月01日