C.特別支援教育の推進
(1)基本方針
学校教育においては、個別の教育的ニーズのある子どもの自立と社会参加をめざした「共生社会」の形成に向けて、障害者の権利に関する条約に基づくインクルーシブ教育システムの理念が重要であり、その構築に向け、基礎的環境整備や合理的配慮の提供を含めた特別支援教育の一層の推進が必要とされます。子ども一人ひとりの教育的ニーズを把握し、適切な指導及び必要な支援を行えるよう、教職員の指導力向上や、子ども一人ひとりに合った的確な支援を提供できる多様で柔軟な教育システムの整備が求められます。
(2)具体的内容
特別支援教育センター 「アンダンテ」 の運営
学校と深くつながり、子どもや保護者に切れ目のない支援を推進する総合的な施設として運営いたします。
- 通級指導教室「はぐくみの教室」
- 教育支援教室「ひだまりの教室」
- 特別支援教育に特化した相談センター
- 教職員に対する研修施設
研究・研修及び理解・啓発
- 教育相談コーディネーター連絡会
- 特別支援教育スクールアシスタント連絡会、特別支援教育ヘルパー連絡会
- 特別支援教育推進研修会
- 大和市特別支援教育研究会研究委託
- 特別支援教育新担当教員研修会
校内支援体制の確立
- 校内委員会の充実
- 教育相談コーディネーターの活動の充実
- 交流及び共同学習の推進
- 「個別の支援計画」の推進
- 特別支援学級児童生徒用一般図書の充実
外部機関等との連携の推進
- 幼保小中の連携の推進
- 大和市特別支援教育巡回相談チームの設置
大和市巡回相談チームとは?
小中学校の依頼に基づき、関係機関の中から何人かがチームとなって学校を訪れ、担任及び校内委員会に対して、支援を必要とする児童生徒への支援についてアドバイスを行うもの。
(注意) 詳しい資料があります。上記リンクをクリックして下さい。
特別支援教育ヘルパー派遣
平成30年度ヘルパー派遣者数 87人
特別支援教育スクールアシスタント派遣
通常の学級において、LD、ADHD等の特に配慮を要する児童・生徒に対し一人ひとりの教育的ニーズに合ったきめ細かな支援を行うために、スクールアシスタントを市内全小中学校に派遣しています。
(平成30年度スクールアシスタント派遣者数36人)
適正な就学相談の推進
(注意) 詳しい資料があります。上記リンクをクリックして下さい。
更新日:2022年02月01日