市議会のしくみ

更新日:2023年05月22日

だれもが住みよい大和市にするためには、大和市民全員の手でまちづくりをするのが理想です。しかし、多くの市民が一カ所に集まって、話し合うことは困難なため、市民の代表者によって話し合いが行われます。
この代表者が市議会議員と市長です。
市議会議員が集まって、市民生活に密着した市の予算や条例などを話し合い、市の意思を決めるところが市議会で、市長はその決まったことを実際に行っていきます。このことから、市議会を「議決機関」、市長やその他の行政機関を「執行機関」ともいいます。
市議会と市長は、それぞれ独自の権限を持ち、車の両輪のように対等な立場で、均衡をとり合いながら、よりよいまちづくりに努めています。

市議会のしくみフロー図

議員

市議会議員は市民の代表として、通常4年ごとの選挙によって選ばれます。議員の定数は条例で定めることになっており、大和市の場合は現在28人となっています。 なお、市議会議員に立候補できる人は、選挙権のある満25歳以上の市民です。

議長・副議長

議長と副議長は議員の中から選挙で選ばれます。
議長は、市議会のスムーズな運営に努め、議場の秩序を保ちます。また、市議会の代表として会議に出席したり、さまざまな事務を処理しています。
副議長は、議長に事故のあるときや欠けたときに、議長にかわって仕事をします。

小倉 隆夫(おぐら たかお)議長の写真

議長 小倉 隆夫

鳥渕 優(とりぶち まさる)副議長の写真

副議長 鳥渕 優

本会議

市議会の意思を決定する話し合いの場として、定例会(3月、6月、9月、12月に招集)と臨時会(必要に応じて)があります。
定例会や臨時会では、最初に会期(いつまで会議を行うか)が決められ、その期間中に本会議や委員会が開かれ、議案(市の行う事業の予算や市の法律ともいえる条例の案)が審議・審査されます。

本会議の流れ
開会 議員定数の半分以上の出席が必要で、議長の開会の宣告で始まります。
議案上程 議案を議題とすることを上程といいます。
提案者は提出議案の内容と理由について説明します。
議案について、議員が質疑(質問)をし、提案者がこれに答えます。
   
委員会付託
議案などをより詳しく審査するために、関係する委員会に付託(まかせること)をします。
各委員会では付託された議案や請願・陳情について執行機関から詳しく説明を受けたり、質疑するなど審査して、委員会として賛成するか、反対するかを決定します。
   
一般質問
定例会では、市政全般について市長の考えをただす一般質問が行われます。
  
委員長報告
会期最終日に本会議を開き、各委員会の経過や結果が報告されます。

議決
   
続いて、議案についての賛成・反対の意見(討論)が述べられ、すべての意見が出た後に議案や請願・陳情について、採決を行います。
閉会 議長の閉会宣告で会議の終わりとなります。

委員会

議案や請願・陳情をより詳しく審査するため、委員会が設けられています。
委員会には常に設置されている「常任委員会」と特別な問題について、必要に応じて設置される「特別委員会」があり、それぞれ専門的に審査や調査を行っています。
また、これらとは別に、議会の運営上の問題を話し合う議会運営委員会も設置されています。

  • 議会運営委員会
    • 常任委員会
      • 総務常任委員会
      • 厚生常任委員会
      • 文教市民経済常任委員会
      • 環境建設常任委員会
    • 特別委員会
      • 基地対策特別委員会

意見書の提出と決議

大和市民の生活にとって大事なことでも、それが国や県の仕事である場合など、市の力だけでは解決できないことがあります。

このようなときには、国や県など関係機関に「意見書」を提出したり、「決議」を行うなどして、大和市議会としての意思を表明することでその解決を求めます。

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