熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)の運用について

更新日:2025年07月03日

「熱中症特別警戒アラート」とは

気温が特に著しく高くなり熱中症による人の健康に対する重大な被害が生じるおそれのある場合に、環境省が発表するものです。

発表された地域では、自発的な熱中症予防行動の実施、また、家族や周囲の人々においては見守りや声かけ等の共助や、公助の行動をとることを目的として運用されます。

運用期間

4月第4水曜日から10月第4水曜日

発表基準

神奈川県内全ての暑さ指数情報提供拠点(横浜、三浦、海老名、辻堂、小田原)において翌日(前日午前10時頃時点)の日最高暑さ指数(WBGT)が35(予測値)に達する場合等

発表時間

前日午後2時頃に発表

熱中症特別警戒アラート発表時の情報伝達

市では、神奈川県から環境省の発表した情報を受け取り、次の方法で市民のみなさまへお伝えします。

・市ホームページ

・防災行政無線

・LINE

・FMやまと

・市役所本庁舎及び保健福祉センターの館内放送(開庁日)

ひと涼みスポット(クーリングシェルター)(指定暑熱避難施設)

市では、外出時に暑さによる体力の消耗や熱中症を予防するため、冷房の効いた休息利用できる市内の施設を大和市熱中症予防ひと涼みスポット(以下「ひと涼みスポット」という。)として指定し、毎年6月1日から9月30日までの間設置しています。

また、ひと涼みスポットのうち、熱中症による人の健康に係る被害の発生を防止するため、気候変動適応法及び気候変動適応法施行規則の基準に適合するものを指定暑熱避難施設(以下「ひと涼みスポット(クーリングシェルター)」という。)として指定し、熱中症特別警戒アラート発表時に開放します。

【ひと涼みスポット(クーリングシェルター)一覧】

令和7年7月1日現在

施設名称

所在地

開放可能日等

ひと涼みスポット

市役所第2分庁舎

鶴間1-25-15

月~金(祝日を除く)

8:30〜17:00

市民活動拠点べテルギウス北館

深見西1-3-17

9:00~21:00(毎月第3月を除く)

中央林間図書館

中央林間4-12-1

中央林間東急スクエア3F

10:00~21:00

つきみ野学習センター

つきみ野5-3-5

9:00 ~ 21:30

桜丘学習センター

福田1−30-1

9:00 ~ 21:30

大和スポーツセンター

上草柳1-1-1

9:00~21:00(第3月(この日が祝日の場合は翌平日)を除く)

引地台温水プール

柳橋4-5000

7月20日~8月31日

9:00~20:00

上記期間以外

9:30~20:00(月(祝日の場合は翌平日)を除く)

自然観察センター・しらかしのいえ

上草柳1728

9:00~17:00(月(祝日の場合は翌平日)を除く)

グリーンアップセンター

下草柳552-1

9:30~21:00(月(祝日の場合は翌平日)を除く)

F・マリノス 成城石井パーク(大和ゆとりの森)仲良しプラザ

福田4112

9:00-21:00

つる舞の里歴史資料館

つきみ野7-3-2

9時〜17時(休日以外の月曜日と休日の翌平日を除く)

柳橋ふれあいプラザ

草柳3-12-1

10:00~21:00(月(祝日の場合は翌平日)を除く)

ひと涼みスポット(クーリングシェルター)

市役所本庁舎(1階ロビー)

下鶴間1-1-1

月~土(月~金の祝日を除く)

8:30〜17:00

8:30~12:30

受入可能人数

20人

保健福祉センター(1階ロビー)

鶴間1-31-7

8:30~18:00

20人

文化創造拠点シリウス

(6階市民交流スペース)

大和南1-8-1

9:00〜21:30

40人

市民交流拠点ポラリス

(市民交流スペース)

中央林間1-3-1

9:00~21:30

20人

渋谷学習センター

(生涯学習フリースペース)

大和市渋谷5-22

(IKOZA 3階)

9:00~21:30

10人

やまと公園休憩所「プロキオン」

中央一丁目500-1

9:30~19:30

10人

イオンモール大和

下鶴間1-2-1

営業日

10:00~21:00

8,559人

イトーヨーカドー大和鶴間店

下鶴間1-3-1

営業日

9:00~21:00

30人

 

イオン大和店

渋谷6-6-1

営業日

10:00~21:00

100人

社会福祉法人 敬愛会

ケアセンター敬愛の園

福田1551

開業日

11:00~15:00

6人

 

熱中症特別警戒アラート発表時の熱中症対策

熱中症とは

体温を平熱に保つために汗をかいた際、体内の水分や塩分(ナトリウム等)の減少や血液の流れが滞ることのほか体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされることにより発症する障害の総称であり、死に至る可能性のある病態でありますが、適切な予防や対処が実施されれば、死亡や重症化を防ぐことができます。そのため、全ての国民が自助の徹底を行うことが重要です。

見守りや声かけ等の共助

特に、脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などは、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。「熱中症弱者」の方々は、自助による熱中症予防行動が難しい場合もあることから、家族や周囲の人々による見守りや声かけ等の共助等を積極的に行うことが大切です。

熱中症予防行動の実施の徹底

〇室内等のエアコン等により涼しい環境にて過ごす。

〇こまめな休憩や水分補給・塩分補給

〇身近な場所での暑さ指数(WBGT)を確認した上で、涼しい環境以外では、原則運動は行わない等の対策の徹底

〇熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」は自ら積極的に対策を徹底し、周囲の方も熱中症弱者への声かけを徹底

管理者のいる場所やイベント等

暑さ指数(WBGT)等の実測の上、責任者が、管理者がいる場所やイベント等において、適切な熱中症対策が取れていることを確認し、適切な熱中症対策が取れない場合は中止・延期の検討をお願いいたします。

暑さ指数

(WBGT)による

基準域

日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針ver.4」2022

日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」熱中症予防運動指針2019

注意すべき生活活動の目安

日常生活における注意事項

危険

31℃以上

すべての生活活動でおこる危険性

高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

運動は原則中止

特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合には中止すべき。

熱中症の応急処置(予防しても、熱中症になった場合・疑った場合の対応)

熱中症の応急処置

医療機関への受診が難しい場合においては、重症化等の予防に、服を緩めることや、皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇ぐこと、氷やアイスパック等で冷やすことも対策として考えられます。

※以上、令和6 年2 月2 7 日環境省大臣官房環境保健「熱中症特別警戒情報等の運用に関する指針」より

暑さ指数とは

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。 暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい 1.湿度、 2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 3.気温の3つを取り入れた指標です。

暑さ指数の活用

暑さ指数は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されており、この暑さ指数を基準に(公財)日本スポーツ協会では「熱中症予防運動指針」、日本生気象学会では「日常生活に関する指針」を公表しています。

環境省では、暑さ指数や熱中症特別警戒アラート等の情報を「熱中症予防情報サイト」で公開するほか、暑さ指数メール配信サービス(熱中症予防情報メール)、LINE公式アカウントで配信しています。

大和市熱中症特別警戒情報等法発表時の対応指針

市では、熱中症特別警戒アラート等の発表時の市の対応について、国の運用指針等を参考に対応指針として整理しました。

なお、教育委員会では、「大和市熱中症対策ガイドライン」を定め熱中症対策を行っています。

関連リンク

この記事に関するお問合せ先

環境共生部 環境総務課 地球環境係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎4階 案内図)
電話:046-260-5493

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