令和5(2023)年度トピックス

更新日:2024年04月15日

令和5(2023)年度 

令和5年4月12日

海上自衛隊第4航空群司令部から、海上自衛隊厚木航空基地におけるPFOS等含有泡消火薬剤等の交換・処分に関する情報提供がありました。

【概要】

・海上自衛隊厚木航空基地で保有していたPFOS等含有泡消火薬剤については、令和4年度中に全て交換・処分を完了した。

・令和3年度防衛省調査でPFOS等の混入(50ng/L以上)が確認された泡消火設備専用水槽水については、令和4年度中に全て交換・処分を完了した。

・令和4年12月に発生した泡消火設備専用配管等の洗浄水漏出事案に関し、回収・保管していた洗浄水及び配管周辺の土壌については、令和4年度中に全て処分を完了した。

令和5年4月28日

国から米海軍の空母「ロナルド・レーガン」の交替に関する情報提供がありました。

【概要】

・横須賀に前方展開している米海軍の空母「ロナルド・レーガン」が大規模なメンテナンスのために米国へ移動し、空母「ジョージ・ワシントン」が再び前方展開する。

・「ジョージ・ワシントン」は「ロナルド・レーガン」と同じニミッツ級の空母で、2008年から2015年まで横須賀に前方展開していた空母である。

・「ロナルド・レーガン」は2024年春を目処に横須賀を出港し、「ジョージ・ワシントン」は同年後半に横須賀に入港する予定。より具体的な出港時期及び後継艦の横須賀入港時期は、今後、米側から情報提供があり次第、引き続き適切に情報提供する。

・空母交替にあたり、現時点で基地施設等に大きな変更はない見込み。

・空母交替後も引き続き第5空母航空団が前方展開される。

令和5年5月8日

防衛省が、硫黄島における空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練(FCLP)について発表しました。

空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練(FCLP)について(防衛省ウェブサイト)(外部リンク)

これを受け、古谷田大和市長は米海軍厚木航空施設司令官及び外務大臣、防衛大臣に対し、あらゆる手段を講じ、厚木基地で着陸訓練を実施することがないよう強く要請しました。また、着陸訓練後の深夜の飛行についても決して厚木基地周辺で行わないよう要請するとともに、速やかな情報提供について要請しました。

令和5年5月9日 硫黄島における空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練に関する防衛省の発表を受け、神奈川県知事及び厚木基地周辺9市長(大和・綾瀬・相模原・藤沢・茅ヶ崎・海老名・座間・横浜・町田)が連名で防衛大臣に対し、天候等の事情に関わらず全ての空母艦載機着陸訓練を硫黄島で実施し、決して厚木基地で行わないよう要請しました。
令和5年5月12日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港を出港しました。
令和5年5月19日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港に入港しました。
令和5年5月23日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港を出港しました。
令和5年5月24日

防衛省南関東防衛局から、米海軍厚木航空施設における燃料漏れについて情報提供がありました。

【情報提供の概要】

5月24日、米海軍厚木航空施設司令部より下記のとおり連絡が入った。

・基地内の米軍燃料ターミナルより燃料が漏出し、漏出した燃料は基地内の排水路を通って綾瀬市域の調整池に流れ込み、その後、蓼川へ流出された模様。

・米側は蓼川で流出防止措置を行っている。

・現在、燃料漏れを止め、調整池では油を吸い取るパットをひいている。

・燃料漏出の発生場所など詳細については現在確認中。

・新たな情報が入り次第、引き続き情報提供を行う。

 

 

なお、米側に確認したところ、現時点で漏出した燃料が大和市域の引地川へ流出した形跡は認められないとのことです。

令和5年5月24日

防衛省南関東防衛局から、米海軍厚木航空施設における燃料漏れについて情報提供(第2報)がありました。

【情報提供の概要】

米側から以下のとおり追加の情報提供を受けた。

・5月24日4:00~6:00の間に、燃料漏れが発生した。

・燃料タンクから流出した燃料はJP5であり、タンクから漏れ出た量は2,400ガロン(約9,084L)。基地外への流出量については不明。

・原因は調査中。

(参考:JP5は航空機燃料)

防衛省から米側に対し、以下について要請した。

・流出した燃料の速やかな防除措置の実施

・本件に係る速やかな情報の提供

・安全管理と再発防止の徹底

米側は、流出経路上で流出防止及び燃料の回収を継続しており、防衛省としては、引き続き、事実関係の詳細を確認するとともに、関係省庁と連携の上、必要な対応を行っていく。

 

 

なお、本市では事故発生を受け、5月24日、職員が 速やかに 現地確認を行ったところ、大和市域の引地川では油膜や油の臭いは確認されませんでした。

令和5年5月25日 5月24日に発生した米海軍厚木航空施設における燃料漏れについて、古谷田市長が浜田防衛大臣に対し、厚木基地における基地施設の安全対策等について要請しました。
令和5年5月30日

防衛省南関東防衛局から、防衛施設周辺放送受信事業(NHK放送受信料の半額相当を補助金として世帯に交付)における助成対象区域指定基準の見直しに関する説明がありました。

防衛施設周辺放送受信事業の助成対象区域指定基準の見直し(PDFファイル:273.7KB)

 

これを受け、古谷田大和市長は防衛大臣に対し、市内の騒音状況や市民の騒音被害の実情等を十分認識したうえで、世帯の放送聴取環境の実態に即し、基地近傍地域で真に必要とする全ての世帯に対して当該事業を実施するとともに、これまで求めてきた、未だ住宅防音工事の助成対象とされていない昭和61年告示以降に建築された告示後住宅への早期助成着手や、学校、コミュニティセンター等における防音工事等への補助継続など、防音対策の拡充に取り組むよう要請しました。

令和5年6月16日

防衛省南関東防衛局から、在日米軍施設における水成膜泡消火薬剤(AFFF)の交換に関する声明について情報提供がありました。

在日米軍施設における水成膜泡消火薬剤(AFFF)の交換に関する声明(PDFファイル:174.4KB)

令和5年7月10日

防衛省南関東防衛局から、昨年9月24日に発生した米海軍厚木航空施設格納庫からのPFOS等含有泡消火剤放出に伴い国、神奈川県、在日米軍が実施した基地内調整池等の水の分析結果について情報提供がありました。

国、神奈川県、在日米軍が実施した、厚木海軍飛行場内の調整池等の水の分析結果(PDFファイル:273.7KB)

 

併せて、同局から次のとおり説明がありました。

・昨年9月24日に放出したPFOS等を含む泡消火薬剤の量及び濃度については、約7,000リットルの泡消火薬剤及び泡消火薬剤と混合した約25万リットルの水が放出され、この水における泡消火薬剤の濃度は3%であった。

・泡消火薬剤等の放出後、調整池に貯められた水の量は約1,900万リットルであった。

・施設・区域内の他の格納庫も点検を行い、放出等の恐れがないことを確認した。

・回収した泥や洗浄した水などについて、処分を完了した際には米側から情報提供する。

・施設・区域内の全ての旧式の泡消火薬剤を新たな泡消火薬剤に交換し、昨年11月、旧式の泡消火薬剤は施設・区域から取り去られ、同年12月に焼却処分を完了した。

・回収した泥や洗浄した水については、適切に処分を進めているが、一部は処分のために保管されている状況であり、処分を完了した際には情報提供する。

・防衛省としては、引き続き、米側に対し、施設の安全管理と再発防止の徹底を求めてまいる所存である。

令和5年7月14日

海上自衛隊第4航空群司令部から、航空機部品の紛失について情報提供がありました。

【概要】

・確認日時及び確認場所 令和5年7月13日(木曜日) 午後10時20分頃 厚木基地(着陸後の点検で紛失を確認)

・所属及び機種 第51航空隊 P-3C型航空機

・紛失部品

リベットの頭部(材質:アルミニウム合金製)

直径:約5mm、長さ:約2mm、重さ:約0.1g

・紛失の原因 調査中

・被害に関する情報なし

令和5年7月31日 大和市基地対策協議会(会長・古谷田力大和市長)は、外務省・駐日米国大使館・総務省・防衛省を訪問し、「令和5年度 厚木基地の早期返還と基地対策の抜本的改善に関する要望書」を提出し、厚木基地に起因する市民負担の解消に努めることや基地周辺対策等の拡充等について要請しました。
令和5年8月4日 5月24日に発生した米海軍厚木航空施設における燃料漏れについて、同施設内の発生場所において、神奈川県及び綾瀬市、藤沢市とともに、防衛省南関東防衛局立会いのもと、米側から流出原因等について説明を受けました。厚木海軍飛行場における航空機燃料の流出事案について(PDFファイル:524.9KB)
令和5年8月7日 神奈川県基地関係県市連絡協議会(神奈川県及び大和市を含む8市で構成)が、外務省・防衛省を訪問し、「基地問題に関する要望書」を提出しました。【参考】神奈川県基地関係県市連絡協議会について(神奈川県ウェブサイト)
令和5年8月24日

防衛省南関東防衛局から、令和5年度インドネシアにおける米尼(インドネシア)軍等との実動訓練(スーパー・ガルーダ・シールド23)について情報提供があり、この中で、令和5年9月7日に陸上自衛隊(約160名)及び米軍(約120名)、尼軍(約130名)、英軍(約30名)が習志野駐屯地から陸路で海上自衛隊厚木基地へ移動し、同日中にインドネシアに向けて出国する予定との説明がありました。

令和5年度米尼軍等との実動訓練(スーパー・ガルーダ・シールド23)への参加について(PDFファイル:175KB)

令和5年度インドネシアにおける米尼軍等との実動訓練(スーパー・ガルーダ・シールド23)について(PDFファイル:685.3KB)

令和5年8月25日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港に入港しました。
令和5年9月1日 広報やまと9月号に「厚木基地に起因する市民負担の解消や基地周辺対策等の拡充などを要請 大和市基地対策協議会が要請活動を実施」を掲載しました。(PDFファイル:631.6KB)
令和5年9月1日

防衛省南関東防衛局から、日本飛行機株式会社による米海兵隊オスプレイの定期機体整備に関する情報提供がありました。

【情報提供の概要】

・日本飛行機厚木工場における1機目の整備機体となる米海兵隊MV-22オスプレイについては、9月4日(月曜日)以降にホバリングチェック及び試験飛行を実施する予定です。なお、整備完了後、帰投することになりますが、情報が得られ次第、情報提供します。

令和5年9月29日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港を出港しました。
令和5年10月6日

防衛省南関東防衛局から、別紙のとおり防衛省・自衛隊が保有するPFOS含有泡消火薬剤等の処理完了予定時期等について情報提供があり、併せて海上自衛隊厚木航空基地の状況について次のとおり補足説明がありました。

【別紙】防衛省・自衛隊が保有するPFOS含有泡消火薬剤等の処理完了予定時期等について

【海上自衛隊厚木航空基地の状況】

●PFOS含有泡消火薬剤について

・令和5年4月、海上自衛隊厚木航空基地で保有していたPFOS含有泡消火薬剤については令和4年度中に全て交換・処分を完了した旨の説明を関係自治体に行った。

・しかしながら、厚木航空基地の再調査において、成分分析調査を行った結果、これまでPFOS以外の泡消火薬剤を充填していると認識していた消防車5両(うち2両については、令和3年度末時点では八戸航空基地又は徳島航空基地に置かれていたものが、令和4年度中に厚木航空基地へ移動したもの。

現在は、5両とも厚木航空基地に置かれている。)が保有する泡消火薬剤からPFOSの成分が検出されたため、当該消防車が保有する計2,010リットルの泡消火薬剤を、新たにPFOS含有泡消火薬剤等として処理の対象に加えた。

・なお、PFOS含有泡消火薬剤等として処理の対象に加えた計2,010リットルの泡消火薬剤については、消防車の泡消火薬剤タンクに充填されており、外部への流出等がないよう適切に管理されている。

・新たに発見された計2,010リットルの泡消火薬剤については、処理を令和5年度末までに完了することを目標とし、現在、所要の作業を進めている。

●泡消火設備専用水槽水について

・海上自衛隊厚木航空基地では再調査が必要な水槽はなかった。

 

この説明を受け、本市は防衛省南関東防衛局及び海上自衛隊第4航空群司令部に対し、厚木航空基地で保有するPFOS含有泡消火薬剤の適切な管理と早期の交換・処分について、処分完了などの情報提供について口頭で申し入れました。

令和5年10月24日

海上自衛隊第4航空群司令部から、航空機部品の紛失について情報提供がありました。

【概要】

・確認日時及び確認場所 令和5年10月24日(火曜日)午前11時30分頃 厚木基地(飛行後点検において紛失を確認)

・所属及び機種 第3航空隊 P-1型航空機

・紛失部品

ボルト(材質:チタン合金)

直径約7mm、長さ約15mm、重さ約1g

・紛失の原因 調査中

・被害に関する情報なし

なお、本市では情報提供を受け、職員が同司令部に出向き、事案詳細について確認するとともに、同司令部に対し、早期の原因究明と再発防止の徹底について、航空機の運用に係る安全対策の徹底等について申し入れました。
令和5年10月24日 神奈川県及び大和市を含む厚木基地周辺9市の首長及び議長等により構成される厚木基地騒音対策協議会(会長・黒岩祐治神奈川県知事)が横浜市内で開催されました。
令和5年10月25日、10月26日 厚木基地騒音対策協議会が、防衛省・外務省・駐日米国大使館等を訪問し、厚木基地における空母艦載機の夜間連続離着陸訓練による航空機騒音の解消等に関する要請活動を行いました。【参考】厚木基地騒音対策協議会について(神奈川県ウェブサイト)
令和5年10月30日

防衛省南関東防衛局から、昨年9月24日に発生した米海軍厚木航空施設格納庫からのPFOS等含有泡消火薬剤放出に伴い回収した泥等の処分について情報提供がありました。

【情報提供の概要】

米側からは、昨年9月に発生した厚木海軍飛行場におけるPFOS等を含む泡消火薬剤の放出について

・回収した泥や洗浄した水は日本国内の許可された処分施設で適切に焼却処分した

・引き続き、施設の安全管理と再発防止を徹底する

との説明があった。

令和5年10月31日

海上自衛隊第4航空群司令部及び防衛省南関東防衛局から、令和5年度海上自衛隊演習(実動演習(共同演習))について情報提供がありました。

【参考】令和5年度海上自衛隊演習(実動演習(共同演習))について(海上自衛隊ウェブサイト)


【厚木基地に関わる内容】
〇本演習に参加するカナダ軍の哨戒機CP-140(1機)、輸送機C-17(1機)及びオーストラリア軍の哨戒機P-8A(1機)が、厚木基地を機体整備及び物資輸送等のため使用予定。

・カナダ軍
CP-140(1機)
滞在期間:令和5年11月8日(水曜日)~22日(水曜日)

C-17(1機)
滞在期間:令和5年11月9日(木曜日)~10日(金曜日)及び11月30日(木曜日)~12月2日(土曜日)
・オーストラリア軍
P-8A(1機)
滞在期間:令和5年11月8日(水曜日)~23日(木曜日)
※滞在期間については、変更の可能性がある。


なお、本市では情報提供を受け、各国部隊の厚木基地使用にあたっては、騒音軽減措置の遵守など騒音対策の徹底や航空機の安全対策の徹底、市民の日常生活に影響を及ぼさないよう最大限配慮すること等について申し入れました。

令和5年11月15日 古谷田大和市長が外務大臣及び防衛大臣に対し、年末年始における航空機の飛行活動の自粛について米軍に申し入れるよう要請しました。
令和5年11月19日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港に入港しました。
令和5年11月30日 令和5年11月29日に鹿児島県屋久島沖で発生した米空軍横田基地所属のCV-22オスプレイ1機の墜落事故を受け、古谷田大和市長が外務大臣及び防衛大臣に対し、オスプレイを含めた航空機の安全対策の徹底について要請しました。
令和5年12月1日 神奈川県基地関係県市連絡協議会が、外務省及び防衛省に対し、令和5年11月29日に発生した鹿児島県屋久島沖での米空軍オスプレイCV-22の墜落事故について緊急要請を行いました。【参考】神奈川県基地関係県市連絡協議会について(神奈川県ウェブサイト)
令和5年12月8日

防衛省南関東防衛局から、航空機の部品遺失について情報提供がありました。

【概要】

1. 判明日時:令和5年12月7日(木曜日)16時30分頃

2. 判明場所:厚木基地内

3. 遺失した場所:不明

4. 部隊等: 第5空母航空団HSC-12(第12海上戦闘ヘリコプター部隊)所属のMH-60S

5. 遺失した部品:機体後方のパネル、約50cm x 25cm(厚さ不明)、約7kg

6. 事案概要:

・12月7日16時頃、厚木基地へ帰還した当該ヘリの機体の一部が遺失したことが判明した。

・飛行の大半は相模湾上である。

7. 部外への被害、影響等:現時点で把握している被害なし。

8. 米軍の対応:

・原因は現在確認中。

・飛行前後の機体安全点検を更に徹底し再発防止に努める。

 

この情報提供を受け、古谷田大和市長が在日米海軍厚木航空施設司令官、外務大臣及び防衛大臣に対し、早期の原因究明と再発防止の徹底、航空機の安全確保に万全を期すよう強く要請しました。

令和5年12月20日

海上自衛隊第4航空群司令部から、航空機部品の紛失について情報提供がありました。

【概要】

・確認日時及び確認場所 令和5年12月20日(水曜日)午前11時30分頃 厚木基地(飛行前点検において紛失を確認)

・所属及び機種 第51航空隊 P-1型航空機

・紛失部品

フィッティング・アッシー(左主翼とフラップを連結している部品)の一部(材質:アルミニウム)

直径約45mm、長さ約20mm、厚さ9mm、重さ約22g

・紛失の原因 調査中

・被害に関する情報なし

なお、本市では情報提供を受け、職員が同司令部に出向き、事案詳細について確認するとともに、同司令部に対し、早期の原因究明と再発防止の徹底について、航空機の運用に係る安全対策の徹底等について申し入れました。
令和5年12月22日

防衛省南関東防衛局から、別紙のとおり哨戒ヘリコプター(SH-60L)の開発完了について情報提供があり、併せて、海上自衛隊厚木航空基地における機種更新について、下記のとおり説明がありました。【別紙】哨戒ヘリコプター(SH-60L)の開発完了について(PDFファイル:115.1KB)

【海上自衛隊厚木航空基地におけるSH-60Lへの機種更新について】

・ 令和3年9月から、海上自衛隊厚木航空基地において、SH-60Kをベースと するXSH-60L(2機)の性能確認試験を実施してきた。

・ 今般、開発が完了し、引き続き、海上自衛隊厚木航空基地にSH-60L(SH-60Kの後継機)として2機を所属させ、任務飛行等における運用法の検討を実施する。

・ 既存の哨戒ヘリコプターについては、順次除籍していくこととする。

・SH-60Lは、現行機種であるSH-60Kと基本的に同じ機体・エンジンで あり、騒音も同程度である。

 

本市では情報提供等を受け、同局に対し、航空機の騒音対策・安全対策の徹底と住宅防音工事の助成など国の周辺対策の充実等を求めるとともに、厚木基地の機能強化・拡大は決して行わず、整理、縮小等に努めるよう口頭で申し入れました。

令和6年1月27日

海上自衛隊第4航空群司令部から、航空機の部品紛失について情報提供がありました。

【概要】

・確認日時及び確認場所 令和6年1月26日(金曜日)午後18時30分頃 厚木基地(着陸後の飛行後点検において紛失を確認)

・所属及び機種 第51航空隊P-3C型航空機

・紛失部品

リベット(材質:アルミニウム合金製)

直径約6mm、長さ約10mm、重さ約1g

・紛失の原因 調査中

・被害に関する情報なし

なお、本市では情報提供を受け、事案詳細について確認するとともに、同司令部に対し、早期の原因究明と再発防止の徹底について、航空機の運用に係る安全対策の徹底等について申し入れました。

令和6年2月14日

海上自衛隊厚木航空基地で日米ガイドライン実動訓練が実施されました。この訓練は、神奈川県警を中心に米海軍や防衛省、県、大和市、綾瀬市が実施したもので、米軍ヘリコプターが基地外に不時着したことを想定し、現場の立ち入り規制や情報共有などの手順を確認し、古谷田大和市長が同訓練を視察しました。

令和6年2月16日

防衛省南関東防衛局から、別紙のとおり厚木飛行場周辺における航空機騒音度調査について情報提供があり、併せて下記のとおり説明がありました。【別紙】厚木飛行場周辺における航空機騒音度調査について(PDFファイル:201.1KB)

【説明内容】

・厚木飛行場を使用する航空機の飛行方式について、令和6年6月から新たな基準により設定した飛行方式が適用されることとなり、これにより計器飛行に係る航空機の飛行経路が変更されることとなった。

・新たな基準により設定した飛行方式が適用されることで、航空機の場周経路や発着数に変更はなく、計器飛行方式の頻度もこれまでと概ね同様である。

・今般の計器飛行方式の変更は、飛行場の運用に追加的な影響を与えるものではなく、運用の態様の変更に当たるものではないが、騒音度調査については、飛行経路の変更に伴う騒音影響を適切に評価するよう、丁寧に対応していく。

・引き続き、運用にあたっては、安全面に最大限の配慮をしつつ、騒音規制措置を遵守し、周辺住民の方々に与える影響を最小限にとどめていく。

 

これを受け、本市は同局に対し、以下のとおり口頭で申し入れました。

・経路変更後における市内の飛行・騒音状況を把握し、市民への影響について説明するとともに、引き続き騒音被害の軽減と騒音対策に全力で取り組むこと。

・騒音度調査にあたっては、ヘリコプターの飛行や米軍ジェット戦闘機の飛来による騒音をしっかりと反映し、その結果を丁寧に説明すること。

・今後も適時適切な情報提供を行うとともに、区域見直しにあたっては市民への周知、説明と市民の理解を十分に得ること。

令和6年2月21日

厚木基地周辺6市長(大和市、綾瀬市、相模原市、座間市、海老名市、町田市)が防衛大臣に対し、厚木飛行場周辺の住宅防音工事にかかる告示後住宅への早期助成着手等に関する要請を行いました。

1.要請概要(PDFファイル:896.3KB)

2.厚木飛行場周辺の住宅防音工事にかかる告示後住宅への早期助成着手等に関する要望書(PDFファイル:362.3KB)

3.付属資料(PDFファイル:510.3KB)

令和6年3月1日 広報やまと3月号に「特集 厚木基地をめぐる動向と市の取り組み」を掲載しました。(PDFファイル:2MB)
令和6年3月8日

防衛省南関東防衛局から、米軍オスプレイの運用停止措置の解除について情報提供がありました。

米軍オスプレイの運用停止措置の解除について(防衛省ウェブサイト)

これを受け、本市は同局に対し、事故原因の究明と再発防止の徹底とともに、国内での飛行再開にあたっては安全性に関する説明を実施するよう口頭で要請しました。

令和6年3月11日 神奈川県基地関係県市連絡協議会が、外務省及び防衛省に対し、米軍オスプレイの運用停止措置の解除に係る緊急要請を行いました。【参考】神奈川県基地関係県市連絡協議会について(神奈川県ウェブサイト)
令和6年3月13日

防衛省南関東防衛局から、日本国内のオスプレイの段階的な運用再開について情報提供がありました。

オスプレイの運用再開に向けた確認作業と運用停止措置の解除(防衛省ウェブサイト)

日本国内のオスプレイの段階的な運用再開について(防衛省ウェブサイト)

 

これを受け、本市は同局に対し、これまで訓練移転や定期機体整備等に伴いオスプレイが厚木基地に飛来している状況を踏まえ、オスプレイの安全性に関する説明を改めて早急に行うよう求めるとともに、基地周辺住民の不安や懸念の払しょくに全力で取り組むよう口頭で要請しました。

令和6年3月26日 神奈川県基地関係県市連絡協議会が、外務省及び防衛省に対し、日本国内での米軍オスプレイの飛行再開に係る要請を行いました。【参考】神奈川県基地関係県市連絡協議会について(神奈川県ウェブサイト)

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市長室 基地対策課 基地対策係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎3階 案内図)
電話:046-260-5310

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