令和元(2019)年度 トピックス

更新日:2022年03月11日

月日 主な要請活動の内容など
5月7日 防衛省は、在日米軍司令部から、5月9日から5月19日まで空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練を硫黄島で実施する予定である旨の通知があったと発表しました。
空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練について(防衛省発表資料)(PDFファイル:36.4KB)
 これを受け、大木大和市長は在日米海軍厚木航空施設司令官ロイド B.マック大佐に対し、厚木基地などが硫黄島の予備施設として指定されているとのことだが、あらゆる手段を講じ、厚木基地で着陸訓練を実施しないよう求めるとともに、着陸訓練後の深夜の飛行についても、決して厚木基地周辺で行わないよう強く要請しました。また、外務大臣、防衛大臣に対しても、同様の要請を行いました。
5月7日 空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練に関する防衛省の発表を受けて、県と厚木基地周辺9市(大和・綾瀬・相模原・藤沢・茅ヶ崎・海老名・座間・横浜・町田)でも、防衛大臣に対し、訓練環境の整備、米側との調整等に万全を期し、天候等の事情に関わらず全ての空母艦載機着陸訓練を硫黄島で実施し、決して着陸訓練を厚木基地で行わないよう、強く求めました。
5月12日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港を出港しました。
5月17日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港に入港しました。
5月22日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港を出港しました。
8月8日 県と大和市を含む基地関係9市からなる神奈川県基地関係県市連絡協議会は、外務省・防衛省等を訪問し、「基地問題に関する要望書」を提出しました。
【参考】神奈川県基地関係県市連絡協議会について(神奈川県ウェブサイト)(外部リンク)
8月19日 大和市基地対策協議会(会長・大木哲大和市長)は、駐日米国大使館・総務省・外務省・防衛省を訪問し、「厚木基地の早期返還と基地対策の抜本的な改善に関する要望書」を提出しました。
8月24日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港に入港しました。
8月25日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港を出港しました。
8月25日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港に入港しました。
9月14日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港を出港しました。
11月2日 空母ロナルド・レーガンが横須賀港に入港しました。
11月6日 神奈川県及び大和市を含む厚木基地周辺9市の首長及び議長等により構成される厚木基地騒音対策協議会は、外務省・防衛省・駐日米国大使館等を訪問し、厚木基地における米空母艦載機の夜間連続離着陸訓練による航空機騒音の解消等に関する要請活動を行いました。【参考】厚木基地騒音対策協議会について(神奈川県ウェブサイト)(外部リンク)
12月2日 空母艦載機の恒常的訓練施設の候補地である馬毛島の報道に接して、大木哲大和市長のコメント
  • 恒常的な空母艦載機離発着訓練施設の候補地である馬毛島の買収について、政府が地権者と合意したとの報道があった。
  • 空母艦載機の着陸訓練は、これまで市民に甚大な騒音被害をもたらしており、神奈川県内で2番目の人口密集地に厚木基地が所在する本市では、多くの市民が厚木基地での訓練実施に今も大きな不安を抱いている。
  • 厚木基地で空母艦載機着陸訓練が行われないよう、国は、恒常的訓練施設の早期整備に全力で取り組んでいただきたい。
1月10日 南関東防衛局より、住宅防音工事に関する発表がありました。
【南関東防衛局ウェブサイト 厚木飛行場周辺における機能復旧工事に係る希望届受付対象住宅について】(外部リンク)
2月12日

防衛省南関東防衛局から、海上自衛隊厚木航空基地へ乗り入れている航空機の機種更新に関する説明がありました。

説明要旨

  1. 概要
    今般、海上自衛隊厚木航空基地に乗り入れている航空機について、老朽化のため、機種更新を予定。
  2. 乗り入れ機種等
    • 硫黄島におけるFCLPの支援、同島に配備されている海上自衛隊及び航空自衛隊への物資等の輸送等を行っているC-1については、順次、C-2に更新される予定。
      (部隊運用の状況により、KC-767又はKC-46Aが乗り入れることがある。)
      なお、C-2等は、現行機のC-1と比較すると、騒音の少ない航空機となる。
    • 海上自衛隊厚木航空基地及び硫黄島航空基地の航空管制施設の点検等を行っているU-125及びYS-11FCのうち、YS-11FCについては、順次、U-680Aに更新される予定。
      なお、U-680Aは、U-125と比較すると、騒音の少ない航空機となる。
  3. 乗り入れ頻度
    C-2は月4回程度、U-125及びU-680Aは年8回程度を予定しているが、平成6年に説明した乗り入れ頻度の総回数(月平均10〜20回程度)を超えるものではない。
  4. 乗り入れ開始時期
    C-2およびU-680Aは令和2年度からの乗り入れを予定。
2月21日

防衛省南関東防衛局から、海上自衛隊厚木航空基地における回転翼哨戒機(能力向上型)の性能確認試験の実施に関する説明がありました。

説明要旨

  1. 概要
    現在、わが国周辺の海域での対潜戦の優位性を確保するとともに、近年の各種事案に適切に対応するため、SH-60Kをベースとする回転翼哨戒機(能力向上型)を開発しており、試作機納入後、海上自衛隊厚木航空基地において性能確認試験を実施予定。
  2. 性能確認試験
    • 機数:2機
    • 実施時期:令和2年度〜令和4年度
    • 実施頻度:原則として、2〜3日に1回(昼間、約3時間)程度実施する予定。
    • 実施場所:試験のほとんどは洋上で実施され、基地周辺の飛行は、通常、定められた飛行ルートを経由し、試験空域への進出・帰投に伴う離着陸に限られる。
    • 騒音:SH-60Kと同程度。
    • 人員:部隊人員は約50名であり、その他技術者等が出入りする。
    • 施設整備:データ解析等を実施するため、仮設物(プレハブ)を設置する予定。
  3. 海上自衛隊厚木航空基地で実施する理由
    • 試験の実施に当たり、海上自衛隊厚木航空基地は、以下の要件をすべて満たす。
      • すでにSH-60Kの後方支援能力を有すること。
      • SH-60Kは艦載機であり、試験を支援する艦艇の配備先(横須賀基地)に近いこと。
      • 年間を通じ気候が安定していること。

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