平成30(2018) 年度トピックス

更新日:2022年03月11日

月日 主な要請活動の内容など
4月3日

防衛省南関東防衛局から大和市に対し、次のとおり空母艦載機部隊の移駐完了に関する説明がありました。

説明要旨

  • 空母艦載機の岩国飛行場への移駐については、3月30日に全ての航空機部隊の移駐が完了した。一方、第5空母航空団の司令部等の要員の一部はまだ移動が終了しておらず、2018年後半に完了予定と米側から聞いており、これらの要員の移動や施設の整備等が引き続き実施される。
  • 当該移駐によりジェット戦闘機等の運用が大幅に減少し、厚木飛行場周辺の騒音状況は相当程度軽減されるものと考えている。
  • 今般の航空機部隊の岩国への移駐完了により、今後、空母艦載機部隊の運用の拠点は岩国飛行場となるが、移駐後の厚木飛行場の運用については、今後、「厚木飛行場からの空母艦載機の移駐等に関する協議会」等の場において説明したいと考えている。
  • 厚木飛行場は、海上自衛隊の航空機及び米海軍のヘリコプター部隊等が引き続き使用することから、今後も、重要な施設であるとの認識であり、引き続き、基地周辺対策事業を適切に実施するとともに、今後、どのような形で厚木飛行場周辺地域に寄与することができるのか検討していく。

説明を受け、大木大和市長のコメント 

  • 長年にわたる取り組みが今まさに実を結んだものと捉えており、多くの関係者の尽力により実現したこの移駐を市民負担の軽減に確実に結び付けていかなければならない。
  • 国は、人員など全ての移駐完了に向けしっかりと取り組むとともに、今後の厚木基地や空母艦載機の運用を含め、引き続き適時適切な情報提供を行っていただきたい。
  • 厚木基地の所在に起因する諸問題の解決と市民の負担軽減に向け、今後も引き続き全力で取り組みを進めていく。
4月18日

防衛省南関東防衛局から大和市に対し、次のとおり空母着艦資格取得訓練の実施場所の変更について情報提供がありました。

  • 米海軍の空母艦載機は、これまで硫黄島において空母艦載機着陸訓練(FCLP)を実施した後、厚木飛行場を拠点に4日間程度(天候等の事情により1〜2日延長する場合がある)、房総沖の洋上の空母おいて、空母着艦資格取得訓練(CQ:Carrier Qualification)を実施してきたところ
  • 本年3月30日、全ての空母艦載機部隊が厚木飛行場から岩国飛行場への移駐を完了
  • 今後のCQについては、基本的に九州沖の洋上の空母において実施し、CQを終えた空母艦載機は、空母に格納されるものを除き、岩国飛行場へ帰投する予定(岩国への帰投は、23時頃までで計画しているが、これを越えて帰投する場合もあり得る)
4月26日

防衛省は、在日米軍司令部から、5月3日から5月13日まで空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練を硫黄島で実施する予定である旨の通知があったことを発表しました。
空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練について(防衛省ウェブサイト)(外部リンク)

これを受け、大木大和市長は在日米海軍厚木航空施設司令官ロイド B.マック大佐に対し、今回の着陸訓練は天候等の事情によっては厚木基地などでも実施するとされているが、あらゆる手段を講じ、厚木基地で着陸訓練を実施しないよう求めるとともに、空母着艦資格取得訓練(CQ)後の深夜の飛行についても、決して厚木基地周辺で行わないよう強く要請しました。また、外務大臣、防衛大臣に対しても、同様の要請を行いました。

4月27日 空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練に関する防衛省の発表を受けて、県と厚木基地周辺9市(大和・綾瀬・相模原・藤沢・茅ヶ崎・海老名・座間・横浜・町田)は、防衛大臣に対し、訓練環境の整備、米側との調整等に万全を期し、天候等の事情に関わらず全ての空母艦載機着陸訓練を硫黄島で実施し、決して着陸訓練を厚木基地で行わないよう、強く求めました。
5月11日 空母ロナルド・レーガンが横須賀を出港しました。
5月11日

防衛省南関東防衛局から大和市に対し、次のとおり空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練の訓練期間変更について情報提供がありました。

在日米海軍によると、硫黄島における空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練について、運用上の理由により訓練期間が、当初5月13日(日曜日)までから数日程度延長となる。
また、硫黄島における天候等の事情により、所要の訓練を実施できない場合に訓練を行う一部又は全部の飛行場(三沢・厚木・岩国)についても同様に数日程度の延長となる。
なお、今後、在日米軍司令部から具体的な同訓練の日時の変更の通知があった場合には、改めてお知らせする。
今回お知らせした内容については、天候や航空機の整備等の事情から変更される可能性がある。

5月17日 空母ロナルド・レーガンが横須賀に入港しました。
5月25日 防衛省南関東防衛局から大和市に対し、5月3より硫黄島で実施されている空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練が本日をもって全て終了した、との情報提供がありました。
5月29日 空母ロナルド・レーガンが横須賀を出港しました。
7月4日

防衛省南関東防衛局から大和市に対し、空母艦載機の移駐等に関する説明がありました。

説明要旨

  • 空母艦載機の岩国基地への移駐は、平成29年8月9日から開始され、平成30年3月30日に全ての空母艦載機の移駐が完了した。
  • 第5空母航空団の司令部等の要員の一部はまだ移動が終了しておらず、これらの要員の移動や移駐先の施設整備は引き続き実施される。
  • 移駐後の厚木基地は、米海軍ヘリコプター部隊、支援部隊、常駐機、外来機、海上自衛隊航空部隊並びにその他の部隊が引き続き使用する。
  • 空母艦載機は訓練や給油などのため厚木基地に飛来することがある。
  • 空母艦載機の着陸訓練(FCLP)は、恒常的訓練施設が確保されるまでの間、硫黄島で実施され、空母艦載機は岩国基地と硫黄島を直接往復する。
  • 硫黄島での空母艦載機の着陸訓練実施にあたり、厚木基地は予備施設に指定され得る。
  • 空母着艦資格取得訓練(CQ)は基本的に九州沖洋上の空母で実施する。
  • 空母が入出港する際、通常、空母艦載機は空母と岩国基地を直接往復する。

説明を受け、大木大和市長のコメント 

  • 移駐後も空母艦載機の厚木基地への飛来がみられるが、今後、新たな市民負担の増加はあってはならず、この移駐が市民負担の軽減に確実に結び付くものとなるか、今後の厚木基地の状況や基地が及ぼす影響等についてしっかりと見極めていく。
  • 街づくりへの支障など厚木基地の所在による多大な負担は残ることから、国はこうした本市の本質的な問題を十分認識し、周辺対策の一層の充実等に取り組んでいただきたい。
7月24日 空母ロナルド・レーガンが横須賀に入港しました。
7月27日 空母ロナルド・レーガンが横須賀を出港しました。
7月27日 厚木基地内において米海軍ヘリコプターMH‐53Eが離陸の際に窓を落下させる事故が発生したことから、大木大和市長は在日米海軍厚木航空施設司令官ロイド B. マック大佐に対して、事故等が発生した際は迅速な情報提供を行うとともに、早期の原因究明と再発防止を徹底し、航空機の運用にあたっては安全確保に万全を期すよう強く要請しました。
7月30日 空母ロナルド・レーガンが横須賀に入港しました。
8月7日 空母ロナルド・レーガンが横須賀を出港しました。
8月7日 県と大和市を含む基地関係9市からなる神奈川県基地関係県市連絡協議会は、外務省・防衛省等を訪問し、「基地問題に関する要望書」を提出しました。
【参考】神奈川県基地関係県市連絡協議会について(神奈川県ウェブサイト)(外部リンク)
8月10日 空母ロナルド・レーガンが横須賀に入港しました。
8月14日 空母ロナルド・レーガンが横須賀を出港しました。
8月24日 大和市基地対策協議会(会長・大木哲大和市長)は、駐日米国大使館・外務省・総務省・防衛省を訪問し、「厚木基地の早期返還と基地対策の抜本的改善に関する要望書」を提出しました。
10月19日 フィリピン海にて、空母ロナルド・レーガン艦載ヘリコプターが同空母甲板に墜落したことを受けて、大木大和市長は在日米海軍厚木航空施設司令官に対して、事故詳細の速やかな情報提供と早期の原因究明、再発防止を徹底し、航空機の安全確保に万全を尽くすよう要請しました。併せて外務大臣及び防衛大臣に対しても同様の要請を行いました。
10月25日 神奈川県及び大和市を含む厚木基地周辺9市の首長及び議長等により構成される厚木基地騒音対策協議会は、外務省・防衛省・駐日米国大使館等を訪問し、厚木基地における米空母艦載機の夜間連続離着陸訓練による航空機騒音の解消等に関する要請活動を行いました。 【参考】厚木基地騒音対策協議会について(神奈川県ウェブサイト)(外部リンク)
12月5日 空母ロナルド・レーガンが横須賀に入港しました。
3月1日 南関東防衛局より、住宅防音工事に関する発表がありました。
【南関東防衛局ウェブサイト 防音工事で設置した防音建具の機能復旧工事における「住宅防音工事希望届」の受付対象年次の緩和について】(外部リンク)

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