Health & Beauty PROJECT ~若年女性のやせ及び健康課題改善の取組~

更新日:2024年03月29日

~みんなで考える! 「細い」じゃなくて、「動ける」カラダ。~

大和市では、概ね16~39歳の女性の健康を応援する「Health & Beauty PROJECT(ヘルス アンド ビューティー プロジェクト)」に取り組んでいます。

【終了】第4回やまとHealth&Beautyフェア2024

第4回ヘルスアンドビューティーフェア2024の開催案内と1匹の元気なタツのイラストが描かれたチラシ
第4回ヘルスアンドビューティーフェア2024の開催案内の概要詳細が書かれたチラシ

3月1日~8日の「女性の健康週間」に合わせ、イベントを開催しました。

今年のテーマは、「やせていることがよい」という価値観を見直すこと。

第4回を迎えた今年は、延べ781人の方にご参加いただきました。たくさんのご参加ありがとうございました。

イベントを機に、若い女性のやせのリスクを知り、過剰なやせ願望や、体型に関する社会の風潮について考えるきっかけにすることができたのではないかと思っています。

若い女性だけでなく、そのパートナー、友人、ご家族など、性別や年齢問わず、みんなで考えたコメントを、以下にご紹介します。

★あなたの考え★賛同コメント~令和5年度Health&beautyフェア参加者より~

標準体型のモデルさんがおしゃれに服を着こなしていたり、メイクしているSNSの投稿があったら、自分の自信にもつながると思う。
(30代/女性)
SNSで活躍している女の子が皆、細い。それを見ている娘が、「やせている=美しい」という価値観を強く持ってしまうことが心配。
(40代/無回答)
自分らしくいられる体型、健康に過ごせる体型と体重を知ることが大切だと思います。  
(30代/男性)
体型関係なく、食事を楽しんで、自分にあった体型を目指せるようにしたい。
(20代/男性)

やせすぎは結局歳を重ねてから自分の首を絞めることになってしまう。誰かのためじゃなくて自分が楽しめる人生を!健康から作っていく!
(10代/女性)

"やせている"という短期的で分かりやすいメリットではなく、”長期的に健康でいられる身体作り”にフォーカスした情報を発信していく。
(20代/女性)

やせている子どもが多く、標準体型の子が少数派になり、「太っている」という間違った感覚が育っている。体重が増える=太ったという認識を変えたいが難しい。
(30代/女性)

40歳からの体の変化を知り、ダイエットではなく長い先の人生を健康に過ごせる体づくりを考えるようになったので、若いうちから知って考えてほしいです。(40代/女性)

女性だけでなく男性も一緒に考えられるといいと思います。
(20代/女性)

モデルのような体型を目指し、拒食症などに陥ってしまうようなケースが多いので、無理にやせる必要はない!
 (10代/男性)
服が細い人に合うようなものが多いと思う。デザイン等、太めでもステキに見えるものがあればいい。
 (50代/女性)

若い頃はやせたいと思っていたけど、今は体重は落とさずに筋肉をつけねばと思っている。
 (40代/女性)

↓令和4年度以前の賛同コメント↓

せ痩ていることをコンプレックスにしている人を見かけて、痩せているのもいいことだらけじゃないなと感じました。

(10代/女性)

自分の周りにも体型を気にして細い人(やせ)が多い。スタイルが良く見えるかもしれないけど、ほどよく筋肉がついている方が私的には良く見えます。

(10代/女性)

細いとよく言われるが、自分が細いと思っていないし、言われて嬉しい訳ではないので言わないでほしい。

(10代/女性)

貧血になりやすく体調が悪くなっちゃうから、標準体型を目指した方がいい!

(10代/女性)

細さを極めすぎてガリガリになってしまっている人より、少しふくよかな人の方が雰囲気がやわらかく感じ、好印象だと思います!

(10代/女性)

女性だけでなく、男性の認識も変わると良いと思います。

(20代/女性)

高校生~社会人1.2年目に体重にとらわれ、過度なダイエットとリバウンドを繰り返し体調を損ねたので、いい取り組みだと思います。

(30代/女性)

出産時、体力も使うので子と自分の栄養のためにしっかり食べて体調管理した方が良い。

(30代/女性)

男性が好む痩せていると、女性がいいと思う痩せているは違うと思います。自分は男性ですが、最近の女性は不健康に痩せていると思います。

(30代/男性)

周りにも体型を気にしてダイエットをしている人が多いので、食べることをもっと楽しめるようにしたい。

(30代女性)

やせではない、標準体型のモデルさんの活躍の場が増えると良いと思う!

(40代/女性)

私もジムで「動ける体」になってから、本当の快適さを知りました。健康的なモデルさんが増えてくれるといいですね。

(50代/女性)

※文字数の関係で、一部抜粋及び変更しているコメントがあります。 

【終了】コメントやアンケートの提出で、素敵なプレゼント 3/3(日曜日)、3/5(火曜日)

【参加用紙による参加】 

  1. このページまたは健康づくり推進課窓口で参加用紙を入手
  2. コメントを作成(16~39歳女性はアンケートも併せて回答)
  3. イベント開催日に会場でご提出いただくと、参加賞をプレゼント!(アンケートに回答された方は、先着100名にプチギフトも)

※日程によって会場が異なりますので、ご注意ください

【電子申請からの参加】 

  1. 下記リンクから、電子申請用ページへアクセス

https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/142131-u/offer/offerList_detail?tempSeq=67329

  1. コメントと必要事項を入力(16~39歳女性は、アンケートも併せて回答)
  2. イベント開催日に会場で、申請完了メール画面(または画面を印刷したもの)を提示いただくと、参加賞をプレゼント!(アンケートに回答された方は、先着100名にプチギフトも)

 ※先着順については、会場での受付順とさせていただきます(電子申請順ではありませんので、ご注意ください) 

★電子申請は2月15日より受付予定です(参加賞のお渡しはイベント会場となります)

★参加賞およびプチギフトは数に限りがありますので、ご了承ください。

★会場でのご飲食はご遠慮ください。

Health & Beauty PROJECTって?

  「Health & Beauty PROJECT 大和市」は、日本の若い女性の「やせ」や「エネルギー不足」が深刻な状態にあることをうけ、平成30年(2018年)に開始しました。

  20代女性の5人に1人が「やせ」の状態1※であり、大和市の15~39歳女性の「やせ」は6,183名2※と推計されます。また、標準体重や、やせ気味でも、「太っている」「もっとやせたい」と感じてしまうのは、本人はもとより、女性の体型に関する周囲の認識にも課題があるのではないでしょうか。

  そこで、地域社会全体が正しい知識を身に付けることで、女性の健康や体型に関する議論を深め、「やせていることが良い」という価値観を見直す必要があるのではないか・・・。そんな願いを込めて、キャッチコピー入りイラストを作成しました。

  Health & Beauty PROJECT大和市では、この取り組みを広めるため、3月のイベントで、”「細い」じゃなくて、「動ける」カラダ。” の賛同コメントやあなたの考え、みなさまからのアイデアを募集します。

1※ 国民健康・栄養調査(厚生労働省)
2※ 大和市人口統計(令和3年4月1日)、 国民健康・栄養調査(厚生労働省)より算出

「たくさん動いて!」という気持ちをイラストに込めて・・・

普及啓発用に印象的なイラストを描いてくださっているのは、YAMATOイラストレーションデザインコンペ入賞者の田中映理さんです。

イラストに込めた想いをお伺いしました。

Q.プロジェクトの趣旨とともに、イラスト依頼を受けた時の感想は?

A.健康を応援できるプロジェクトにイラストで参加できることが、とても嬉しかったです。

Q.イラストに込めた想いは?

A.陽気に動いているキャラクターを描きたいなと思いました。

Q.みなさん(市民)へのメッセージをお願いします。

A.動けるカラダって健康的でとても美しくて魅力的だと思います!たくさん動いて魅力を振りまいてほしいです!​​​​​

 

聞きたかった産婦人科医の話~やせのリスク知っていますか~

  大和市がHealth&Beauty PROJECT を進めるにあたり、大和市医師会、大和市産婦人科医会の先生方にもご協力をいただいています。産婦人科医会の岡田恭芳会長(医療法人愛育会 愛育病院院長)からは、「若年女性のやせは、性ホルモンの分泌低下によって様々な健康障害を引き起こすだけでなく、出産や生まれてくるこどもの将来の健康にも影響がある。この取り組みを積極的に進めることは、大和市民だけでなく、多くの女性にとってプラスになるため、大和市産婦人科医会も全面的に協力したい」と心強い言葉をいただきました。

  具体的なお話を、産婦人科医である中村寛江先生(愛育病院、林間クリニック、東京大学医学部付属病院勤務)にお伺いしました。

聞きたかった産婦人科医の話(PDFファイル:1.3MB)

やせすぎのリスクについて知ろう

〇日本の20代女性のやせの割合は、5人に1人

これは、先進国の中でもかなり多い状況。

やせているとどんなリスクがあるでしょうか。

やせすぎは、

  • あなたの健康を損ないます
  • 次世代(こども)の健康も損なう可能性があります

詳細は、「未来のために 適度な脂肪と筋肉を」のリーフレットをご覧ください。 

〇「やせ」や「標準」でも、「やせなきゃ」と思ってしまっていませんか?

ご自身の体重を客観的に確認してみましょう!

→BMI(体格指数)= 体重(kg) ÷ 身長(m)÷ 身長(m)

18.5未満 やせ
18.5以上、25未満 標準
25以上 肥満

身長からみた適正体重も、計算によって確認できます

→適正体重(kg) = 身長(m)× 身長(m) × 22

「やせ」や「標準」の数値にあてはまる方は、体重を減らす必要はありません。

情報提供コーナー

栄養相談室のご案内

市では、管理栄養士による栄養相談を行っています。

お気軽にご連絡ください。

★女子高生はこちら(PDFファイル:575.9KB)

★概ね20~30代の女性はこちら(PDFファイル:757.4KB)

お悩み別*栄養補給レシピ

栄養素別レシピ(ビタミンC)

ビタミンC(PDFファイル:582.9KB)

♯疲労感 ♯美肌 ♯風邪予防

ビタミンB₁(PDFファイル:523.2KB)

♯疲労感 ♯運動習慣 ♯お酒好き

鉄分(PDFファイル:591KB)

♯貧血 ♯運動習慣

たんぱく質(PDFファイル:703.1KB)

♯筋肉 ♯美髪 ♯運動習慣

カルシウム(PDFファイル:726.2KB)

♯イライラ ♯骨

食物繊維(PDFファイル:836.9KB)

♯便秘 ♯免疫力

かながわ女性の健康・未病サイト(神奈川県)

イライラ、ウツウツ、冷え性や生理のトラブルなどの不調などがある

未病女子をサポートするためのサイトです。

「婦人科受診のトリセツ」 スマートライフプロジェクト(厚生労働省)

婦人科についての基本的な情報や、年代別のお悩みと対処法、男性や周りの方にも知っておいていただきたいことなどが掲載されています。

この記事に関するお問合せ先

健康福祉部 健康づくり推進課 地域栄養ケア推進係
〒242-8601 大和市鶴間1-31-7 (保健福祉センター4階 案内図
電話:046-260-5804

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