家具転倒防止器具取り付け支援事業

更新日:2022年02月01日

 家具類の転倒による被害を最小限に抑えるため、転倒防止対策が難しい高齢者のみの世帯や障がい者のいる世帯などを対象に、寝室や居間などの家具に転倒防止器具などを無償で取り付けます。

家具転倒防止器具取り付け支援事業の概要

事業の目的

 平成7年に発生した阪神・淡路大震災は、甚大な被害をもたらしましたが、最も多い死亡原因は、「家屋の倒壊、家具類等の転倒による圧迫死」であり、全体の約9割を占めていました。
 首都直下地震発生の切迫性も指摘される中、耐震改修を行うことが難しい高齢者世帯等における人的被害を抑える観点から、住居内における家具の転倒防止対策に取り組みます。

事業の内容

タンスに取り付けられている家具転倒防止器具のイラスト
  • 高齢者のみの世帯や障がい者のいる世帯等を対象に、寝室や居間などに設置してある家具への転倒防止器具等の取り付けを無償で行います。
  • 家具転倒防止器具及び補助材については市から支給し、取り付けについては「大和市耐震化促進協議会」の会員で家具転倒防止器具取り付け支援事業の事業者登録をした市内の工務店などが行います。
  • 原則として、家具転倒防止器具の取り付けは1戸当たり2箇所までとし、申し込みは一回限りとなります。

支援対象世帯

 市内在住で、器具などを自力で取り付けることが困難な世帯であって、下記のいずれかに該当する世帯が支援の対象となります。

  1. 65歳以上の者(以下、高齢者という。)のみの世帯
  2. 身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者(以下、身体障がい者等という。)のみの世帯
  3. 高齢者および身体障がい者等のみの世帯
  4. その他、市長が特に必要と認める世帯

申し込みの流れ

  • 家具転倒防止器具取り付け支援事業申込書を市役所建築指導課又は大和商工会議所へ提出していただきます。
  • 資格要件を審査し、支援決定通知書を申請者へ送付します。
  • 取り付けを行う工務店などから、申請者のお宅に現地調査へ伺う日の連絡が入ります。
  • 取り付けについては、工務店等のボランティアで実施しますので、申し込みから1ヶ月以内くらいはお待ちいただく場合があります。

関連資料

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この記事に関するお問合せ先

街づくり施設部 建築指導課 建築指導係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎4階 案内図)
電話:046-260-5425

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