認知症介護Q&A

更新日:2022年03月22日

認知症にはどのような症状がありますか。

認知症では、脳の細胞がさまざまな原因で障害され、記憶力や判断力が低下し、その結果、日常生活に差し障りの起こる状態がおきます。
認知症は病気の名前ではなく、症状を指しています。認知症を引き起こすおもな病気には、アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などがあります。
認知症の症状は、中核症状と行動・心理症状(BPSD)の大きく2つに分けられます。

中核症状には、記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能などの障害があります。

また、行動・心理症状(BPSD)では、不安、うつ状態、幻覚・妄想などの精神症状や、はいかい行動、興奮・暴力、不潔行動などの行動上の問題が起こる場合があります。
中核症状は脳細胞が壊れることによって直接起こる症状であることに対して、行動・心理症状(BPSD)は、本人がもともと持っている性格や置かれている環境、人間関係など、様々な要因が絡み合って起こります。行動・心理症状(BPSD)は改善できる可能性があり、環境や対応の仕方などが大きく影響するため、周囲の支援が必要です。

家族が何度も同じことを言ったり聞いてきたりします。認知症でしょうか。

認知症は、日常生活に支障があるほどのひどいもの忘れが特徴の1つです。加齢とともに忘れやすくなることは自然なことですが、生活に支障があるほどのもの忘れは、病気が原因で起こっている可能性があります。会話したことを忘れて、短い時間の中で、何度も同じ話を言ったり聞いたりする場合、認知症の可能性があります。

認知症であるかどうかは医師の診察を受けなければわかりません。もの忘れが心配な場合は、かかりつけ医に相談し、専門医の受診が必要か、確認をしましょう。

また、地域包括支援センターには保健師や主任ケアマネジャー、社会福祉士などの認知症に詳しい専門職がおり、医療機関の情報提供や本人への対応を相談することができます。さらに、地域で行われている事業にも精通しています。

もの忘れが心配であれば、地域のサロンや認知症カフェなどの地域資源や、介護保険サービスについて、地域包括支援センターへご相談ください。

家族のもの忘れが気になります。もの忘れ外来を受診した方が良いでしょうか。

加齢とともにもの忘れが増えることは自然なことですが、もの忘れ外来の受診を考えているということは、日常の生活で心配だと感じるもの忘れがあるからではないでしょうか。

認知症を発症する大きな要因は老化と言われています。認知症は、脳の委縮や、脳出血や脳梗塞、その他の病気の影響などが原因となりますので、誰でも発症する可能性があります。適切な治療により、改善できる場合もありますので、かかりつけ医に相談し、脳神経内科、精神科などの認知症専門医の受診の必要性を確認しましょう。
認知症は、経過に個人差はあるものの、進行していくことが予測されます。もの忘れ外来を受診することで、認知症に対する理解を深めることができ、先の見通しを立てる助けになります。
また、頭を強打して起きる慢性硬膜下血腫や、脱水なども、認知症を引き起こす原因になっている場合があります。これらを治療すれば、認知症の症状が改善する可能性もあります。
改善する可能性がある病気でも、時間が経つと改善ができなくなってしまうおそれがありますので、心配であれば、はやめに受診をしましょう。

家族が何度も同じことを言ったり聞いてきたりするのでいらいらします。どうすれば良いですか。

話をそらしたり、可能であれば対応する人を代わってもらったり、その場を一時的に離れたりして、気持ちを落ち着かせましょう。


認知症の方は、話した内容だけでなく、話した事実そのものを忘れることがあります。例えば、外出の予定時間や場所が分からず不安になり、家族に聞きます。聞いたことを忘れるため、また同じことを聞きます。家族にとっては何度も同じことを確認されていることになりますが、本人は聞いたことを覚えていないので、毎回初めての確認となります。家族が「何度も説明した」と言っても、本人は聞いたこと自体を忘れているので、納得してもらうことは難しいです。家族にとっては大変ですが、その都度情報を伝えることで、本人の安心につながります。
しかし、介護者である家族にとっては、何度も同じことを聞かれ、繰り返して答えるのは、耐え難くなることもあると思います。その時は、話題をそらしてみたり、家族内で対応者を変わってもらったり、短時間の外出をするなど、1人で過ごしたりすることはいかがでしょうか。また、介護者同士の交流会に参加したり、介護保険サービスのデイサービスやショートステイなどを利用したりして、気分転換を図ることも有効です。

家族が怒りっぽくなりました。どうすれば良いですか。

本人に対する声かけや対応の仕方で、怒る頻度が減ることがあります。

認知症の方が怒りやすくなる原因として、感情を調整することが難しかったり、気持ちを言葉で表現することが難しかったり、周囲の情報を正しく理解できなかったりするなどが挙げられます。
本人は不安や喪失感などつらい気持ちを抱えています。忘れていることや間違っていることを指摘したり、訂正をしたりすることで、自尊心を傷つけてしまいます。本人の嫌な気持ちが怒りとして現れる場合もあります。本人の話す内容を受け流したり、演技をして話を合わせたりするなど、対応を工夫しましょう。
なお、介護者が対応の工夫をするためには、介護者が落ち着いて対応できる余裕が必要です。
介護者は1人で抱え込まず、地域包括支援センターやケアマネジャーなどに相談しましょう。

また、介護者同士の交流会に参加し、他の家族がどのような工夫をしているか聞いてみたり、介護者自身の好きなことをする時間を作って気分転換を図ったりしてみてはいかがでしょうか。

親戚に介護保険申請を勧められますが、本人は拒否しています。申請した方が良いですか。

介護保険の認定申請は、必ずしなければならないものではありませんが、介護保険サービスなどを利用する際に必要となります。利用を考えているのであれば、申請した方が良いと思います。
ご親戚から介護保険の認定申請を勧められたのであれば、本人の日常生活状況を心配されている可能性があります。介護保険認定申請は、本人だけでなく、家族が行うことも可能です。本人の申請希望がなくても、家族が本人の介護で困っていることがあれば、申請しても良いと考えます。
介護保険の認定は、申請後、自宅を訪問し心身の状況を調べるための本人や家族への聞き取り調査(認定調査)と、主治医が介護を必要とする疾患などを記載した意見書(主治医意見書)をもとに審査し、1か月ほどで結果が通知されます。

本人は拒否していても、家族の方が本人のために介護保険サービスの利用を望まれているなら、申請をしても良いと考えます。

本人がデイサービスに行きたがりません。どうすれば行ってくれますか。

本人の気持ちを確認しながら、デイサービスの利用に向け、声掛けの方法などを相談しましょう。


デイサービスの利用は、本人にとって、他者と話せる機会になるなど、日常生活に刺激を増やす良い効果が考えられます。しかし、家族は行ってほしいと思っても、本人がデイサービス利用を嫌がることはよくあります。
本人がデイサービス利用を嫌がっている理由はありますか?デイサービスに対する先入観や、新しい場所への不安から、デイサービスに行くことを拒否する方もいます。その場合は、行くことの利点を分かりやすい言葉で何度も説明したり、医師や担当ケアマネジャーなどの第三者に相談して説明してもらったりすることも良いでしょう。

また、「施設では、本人が好きな活動をしているよ」など、声かけをしてみるといいかもしれません。新しい場所へ不安がある人は、最初は付き添って行くなどすると、慣れてくることがあります。
各施設では、レクリエーションなどさまざまな工夫をしています。本人に合った所を探すことが大切です。

本人がお風呂に入ることを嫌がります。どうすれば良いですか。

.本人の機嫌が良い時に促してみましょう。

 

介護をする身としては、体を綺麗に保つため、入浴はしてほしいですね。入浴は服を脱ぎ着する、体と髪を洗う、タオルで体を拭くなど、複雑な動作が必要です。認知症の人は順序の組み立てが難しくなっているため、それを人に知られたくないため、入浴を嫌がる場合があります。また、裸になることへの羞恥心が原因である可能性もあります。加えて、認知症の人は感覚障害が起きることもありますので、シャワーを浴びることや湯舟のお湯に入ることを、不快に感じている可能性もあります。
入浴は夕方だけでなく、本人の機嫌が良い時を見計らって促してみましょう。介護者が一緒に入浴すると上手くいく場合もあります。

また、どうしても入浴ができない時には、腕や足だけなど嫌がらない範囲を拭いたり、お湯を入れたバケツに足を入れ洗ったりして、無理に勧めないようにしましょう。銭湯に行くなどして場所を変えたり、休日に他の家族に促してもらったりしてみるのも手段のひとつです。
入浴をしないことに対し、介護者が苛立ってしまう場合もあるかと思いますので、時間に余裕を持って行いましょう。

本人が薬を飲み忘れてしまいます。どうすれば良いですか。

服薬カレンダーやケースの利用を検討しましょう。


認知症では、脳の細胞がさまざまな原因で障害され、記憶力や判断力などが低下しています。よって、内服薬が処方されていること自体を忘れていたり、内服したかどうかを覚えていなかったりしていることなどが、薬の飲み忘れとして考えられます。
認知症の影響で、どの薬をいつ飲めばいいか分からない状態であるなら、服薬カレンダーや薬の整理ケースを使い、薬を仕分けてみましょう。薬を飲むこと自体を忘れる場合は、服薬カレンダーを見て、その都度、確認できるようにしましょう。張り紙などを貼り、本人が気づくようにする工夫も有効です。

どちらにしても、定期的に薬を飲んだ状況を確認できるよう、見守りが必要です。管
理しやすい方法を薬剤師の方に相談するのも良いでしょう。
家族がいる場合は、家族が「薬を飲む時間よ」と声掛けができる時間帯に飲む薬を処方してもらえるか、主治医へ相談してみましょう。

また、一人暮らしの場合は介護保険サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

本人から何度もご飯を食べたいと言われ、準備が大変です。

「いま食事の準備をしていますよ」と伝えたり、本人が体調を崩さない程度に、間食を準備したりしましょう。

 

認知症になると、普段、満腹になったら働く満腹中枢が障害され、食べたこと自体を忘れることがあります。その場合、本人は「食べていない」と思っているので、無理に本人の食欲を止めてしまうことで、より食べ物を欲するようになります。また、食べることを無理に止めようとすると、「食事を食べさせてもらえない。嫌なことをされた」と、本人には悪い感情のみ残ります。
こういった場合は、食べるのを止めるのではなく、「もう少しでできるので待っていてほしい」など、希望に沿う言い方をしましょう。もし、次の食事までに待てない場合は、お茶とカロリーの低いお菓子、果物などを食べてもらってはいかがでしょうか。

このような食事の訴えは、ずっと続く症状ではありません。対応を続けていくうちに、訴えは少なくなっていくと言われています。なお、糖尿病などの持病がなく、体調を崩さない程度であれば、多少の食べ過ぎは心配しなくても大丈夫と言われています。
また、日常の活動がないために何となく食べている場合は、「天気がいいから散歩に行きましょう」と伝えるなど、話題を変え、食べることから注意をそらすことも有効です。

本人から、物がなくなったと何度も連絡があり、探すといつも出てきます。

認知症の人は記憶力の低下があるため、物をどこにしまったか、あるいは置いたかを忘れてしまいます。大切な物であるほど、人目につかない場所に置いてしまい、後から場所が分からなくなることが多いようです。
本人なりに保管場所を探しても見当たらない場合、他にどこを探して良いか分からず、不安などを感じたりするため、家族や身近な友人に連絡することがあります。この場合、本人にとっては何度も連絡しているつもりはないと考えられますので、可能であれば探し場所を提案する、もしくは自宅へ行って一緒に探すなどの対応が有効です。
鍵や眼鏡など、本人が頻繁に使うものは、置き場所を決め、張り紙を貼ってわかりやすくすると探しやすくなります。保険証などの貴重品は、どこにしまっておくか、本人と決めておきましょう。そうすれば、本人から連絡が来た際に、保管場所を提案できます。

本人にお金を盗られたと訴えられます。どうすれば良いですか。

本人のお金が無くなった不安を聞いたり、一緒に探したりしましょう。また、本人の訴えを、いつも介護している家族ではなく、第三者が聞くことで落ち着くこともあります。


お金を紛失した場合、通常は「どこでなくしたのか」と自身の原因を考えるものですが、認知症の人は自身の失敗を認めようとしないことがあります。さらに、失敗を認めないだけではなく、「誰かに盗られた」ということがあります。これは、認知症の症状の1つで、もの盗られ妄想と言います。記憶力の低下のみならず、自立心の強い性格や、家族に迷惑をかけているという不安や葛藤など、本人の気持ちが影響しています。
もの盗られ妄想が起きている場合、お金が無くなった不安を聞き、一緒に探してみましょう。しかし、家族が見つけると、「あなたが盗ったから場所が分かるんでしょう」と言われる場合もありますので、「この辺りを探してみては」などと誘導しましょう。また、「ちょっと借りました」と本人にお金を渡し、本人が気づかないうちに自分の手元に戻す、といった演技をしてはいかがでしょうか。

実際にやっていないことで疑われ、お金を借りた演技まですることにストレスを感じるかもしれません。ただ、「お金を盗っていない」と伝えても、本人は「盗られた」と思い込んでいるため、本人の説得は難しいことが多いです。大変であっても演技をし、その場を収めた方が良いと考えます。
なお、お金を盗った犯人と言われる人の多くは、本人にとって身近な人です。家族だけでなくヘルパーなども対象になります。

本人の訴えを第三者が聞くことで落ち着く場合もありますが、第三者が話を聞く際は、「家族が盗った」ということに同意せず、本人の不安や大変さをねぎらうようにしましょう。

また、もの盗られ妄想が激しく対応が難しい時には、服薬により妄想が和らぐこともありますので、主治医に相談してみましょう。

本人が話さなくなり会話がありません。どうすれば良いですか。

本人が言葉を発することは難しくても、話しかけられていることは分かります。本人が好きなテレビや音楽などを利用し、本人に声をかけてみましょう。

 

認知症の人は、言葉を思い出すことが難しくなります。また長い文章で話しかけると、内容を理解できない場合があります。短くわかりやすい言葉を使い、身振り手振りを交えて話してみましょう。返答を促すと気持ちが焦ってしまい、言葉が余計に思い出せなくなります。ゆっくり本人の言葉を待ちましょう。

言葉が出ない場合は予測して言葉を足し、「はい、いいえ」で答えられる質問をしても良いと考えます。
話す内容が無い時には、本人が好きなテレビ番組や音楽、昔好きだった物事を利用しましょう。認知症の人は新しいことから忘れるため、本人が幼少期や青年期などの若い頃に好きだった物事を覚えています。昔のことを聞くことで、話すきっかけになる可能性もあります。
また、高齢になると耳が悪くなり、話しかけられていることに気づかないこともあります。正面から話しかけ体を軽く触るなど、本人の意識を話している人に向けてみて下さい。

また、たとえ話せなくなっても、周囲の人が声をかけることで本人への刺激になるので、会話が成立しなくても話しかけることは良いことです。本人は全てを理解できるわけではないと思いますが、話しかけている雰囲気は本人に伝わります。

本人が1人で外出した後、帰ってこず、探しに行くことが増えました。どうすれば良いですか。

外出することを止めることは難しいです。本人の洋服の裏や持ち物に連絡先を書いておくことや、近所の人やよく行く店の人に本人の状況を伝えたり、市の制度を活用したりするなど、家族に連絡が来るように調整をしましょう。

 

認知症の人は新しいことを覚えたり、覚えたことを思い出したりすることが難しくなるだけでなく、症状の進行により時間や日時、自分のいる場所の把握なども難しくなります。外出には、買い物に行きたい、散歩をしたいなど本人なりに理由があるものや、目的がなく歩くものなどが考えられます。理由があって外出していても、何故、家を出たのか忘れてしまったり、自分のいる位置関係が分からなくなったりして迷子状態になってしまうことがあります。
本人の外出に気づくように、玄関が開くと音が鳴るようにしておいたり、外出時間がおおよそ決まっている場合は、見計らって家族から提案し、一緒に外出したりしましょう。
また、本人が外出する理由を聞くことも大切です。理由が明確になれば、対応方法を考えることができます。例えば「会社に行く」と言う場合は、「今日は日曜日で休みですよ」と伝えたり、「食材を買いに行く」と言われた場合は、「材料は冷蔵庫にありますよ」と言って実際に冷蔵庫の中身を見せたりするなど、家族が落ち着いて対応すれば納得することもあります。
ただ、本人が1人での外出を希望する場合や、その時に家族が傍にいない場合は、外出を止めることは難しいです。その際は、1人で外出して帰ってこられない場合の備えをしておきましょう。洋服の裏に連絡先を縫い付けたり、近所の人に本人の状況について話したりすることで家族に連絡をもらえる可能性があります。
また、大和市では認知症の人を対象に、はいかい高齢者等 SOS ネットワークへの登録やはいかい高齢者等位置確認支援事業(GPS シューズ)の利用などの事業も行っています。申請は担当の地域包括支援センターで行っていますので、ご相談されてみてはいかがでしょうか

介護について家族や親戚に色々と言われることが負担です。

本人を含め家族で介護について話し合い、本人の意見を尊重しながら、主な介護者が最終的に介護方針やサービス内容を決定して良いと考えます。

 

本人の介護をしている人が、本人の状況について最も理解していると思いますが、大切な家族の介護については、誰でも意見を言いたくなります。しかし、時々しか会えない家族に対しては、本人がしっかり対応できることも多く、会った後に家族から「認知症ではないのではないか」と言われる場合もあるようです。認知症の人は、何もかも分からなくなったり、できなくなったりするわけではないので、たまにしか会わない相手には上手に対応することができる場合もあります。
他の家族や親戚に色々と言われて困る際は、受診時に同行してもらい、病状について主治医から説明してもらってはいかがでしょうか。専門職からの説明であれば、納得してもらえる可能性があります。
また、介護状況や介護方法について、家族や親戚に話をしても納得してもらえない場合もあると思います。その際は、介護保険を使われている方であれば担当のケアマネジャーと連絡を取り、要望などを兄弟から直接伝えてもらい、実際に可能かどうか確認してもらいましょう。本人の年金では足りない場合、不足分を家族や親戚で補えるかなど介護費用なども含め考える必要があります。可能であれば、本人だけでなく家族の要望もプランに取り入れても良いかもしれません。
日々介護をしていく中で、本人や家族、親戚の要望などが実現可能かどうか、その都度検討が必要です。重要なことは、それが本人にとって良い方法なのか、ということです。様々な意見について相談や検討した上で、最終的には本人の状況を最も理解している主な介護者が決定して良いのではないでしょうか。

    
     

本人のご家族や近隣にお住まいの方から、認知症に関することや認知症の方への対応について、よくご相談をいただく内容のQ&Aを作成しました。
質問は一問一答形式にしております。
なお、こちらはあくまでも解答例ですので、介護について心配なことがありましたら、お住まいの地区を担当している地域包括支援センターやケアマネジャーにご相談ください。
市でも認知症に関する相談を、専用ダイヤル(認知症灯台 046-260-5641)で受け付けています。
ストレスや落ち込み度をチェックできるシステム「こころの体温計」もご利用ください。

参考文献

  • 『認知症の9大法則 50症状と対策』 杉山孝博著 平成26年7月31日 第3刷発行
  • 『認知症サポーター育成ステップアップ講座用テキスト』NPO法人地域ケア政策ネットワーク 全国キャラバン・メイト連絡協議会

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