「大和地場野菜」について

更新日:2025年04月23日

「大和地場野菜」とは、どのようなものですか?

品評会に出品された大和地場野菜(夏)の数々

・「大和地場野菜」とは、大和市内で採れた、地場農産物のことをいいます。

・大和地場野菜は、消費地が近い大和市の特徴を活かし、消費者のニーズに即し、少量ですが丁寧に多品目の野菜が栽培されおり、その近さを活かして、ほとんどが仲卸を通さず、直接販売や直接卸で流通しています。

・こうした取り組みにより、生産者と消費者の顔が見える、新鮮で安心できる「大和地場野菜」が生まれます。「大和地場野菜」は、品評会での評価も高く、直売所直売市でも、とても人気があります。

・また、野菜の他、梨やブドウといった果樹も栽培されており、特に梨については、かながわブランド「湘南梨(さがみ)」として人気があり、近年ではブルーベリー栽培も行われています。このほか、かながわブランド「津久井在来大豆」の栽培も行われ、学校給食での煮豆や味噌汁に使用されているほか、豆腐加工にも使用されています。

・畜産については、わずかではありますが肉用牛と採卵養鶏が行われています。

 

【動画紹介】

まちなか農園 -365日-(YouTube)(外部リンク)

‐大和市内の農家さんと農園の様子などが、季節を通して、紹介されているサイトです。

   大和市の暮らしの側にある、身近な農業の姿、そこで働く農家さんの姿に触れることができます。

 

代表的な野菜と旬の時期

1.「大和地場野菜」は、どこで手に入りますか?

直売所や直売市は、もちろん、大和市近隣の各種小売店等で、「産地表示」を参考にお求めいただけます。

ただし、より新鮮なものをお求めいただきたいのであれば、直売所や直売市をお勧めします。採れたての野菜が揃っています。

下記パンフレットや、参考サイトで、ご紹介しています。

大和市内の農産物直売所マップ』 (PDFファイル: 3.2MB)

【市外にお住まいの方へ】

・ふるさと納税の返礼品でも、大和市の農産物等に関する商品がございます。

是非、下記リンク先から、ご覧になってください。

(参考サイト)大和市への寄附(ふるさと納税)のご案内

2.栽培技術向上の取り組みとして

【持寄品評会】

・持寄品評会は農産物の外観、品質等を比較検討し、優良野菜の栽培方法を研究するとともに地域農産物の育成を図り、広く消費者に紹介しています。

【立毛共進会】

・栽培技術の向上と平準化を図り、消費動向に応じた品種の導入等により、農業経営の安定向上に資することを目的に開催しています。

参考サイト:持寄品評会・立毛共進会

3.「大和地場野菜使用店」 認証制度について

・地元で採れた「大和地場野菜を積極活用する飲食店を認証する」ことにより、大和地場野菜を納入する農業者と飲食店を経営する事業者の両者の取り組みをPRし、応援する制度です。

・大和地場野菜(地場農産物)の消費拡大を目指し、経済を活性化するとともに、地産地消の輪が広がることを目指します。

参考サイト:「大和地場野菜使用店 認証制度」について

「地産地消」の取り組みとは、地域で生産された食材をその地域で消費することを指し、以下のようなメリットがあります。

メリット1. 地元経済の活性化:
⇒地元で生産された食材を買うことで、地元の農家や生産者をサポートできます。

メリット2. 環境への優しさ:
⇒地産地消を実践すると、食材が長距離を移動する必要がなくなり、輸送中に発生する二酸化炭素の排出を減らせます。これはSDGsの「気候変動への対策」に貢献します。

メリット3. 新鮮で安心:
⇒地元で採れたばかりの新鮮な食材を手に入れることができます。さらに、どこでどのように生産されたかがわかるので、安心して食べることができます。


地産地消は、地域の活性化や環境保護に貢献する取り組みです。一人ひとりの選択が、持続可能な未来を作り出す力になります。

4. 大和市の農家さんを手伝ってみませんか?

大和市では、「大和市援農サポーター制度」を設け、市内農家の農作業をボランティア (無償) で支援するサポーターを募集しています。

 【役割】市内農家の労働力不足を補い、収穫量の向上や遊休農地 (今も 今後も耕作予定がない田畑)の予防などに寄与します。

【支援による期待と効果】

  1. 農業者と消費者の相互理解と交流
  2. 遊休農地の予防
  3. 市民の余暇活動や健康増進

主な作業や活動の流れなど、詳しくは下記サイトをご覧ください。

参考サイト:大和市援農サポーターの募集について