高額療養費の計算例(70歳以上の人のみの世帯)
70歳以上・限度額区分は一般の夫婦2人世帯の例で計算してみましょう。
夫はA病院・B病院で外来1万円ずつ(医療費は5万円・2割負担の方とします)かかり、妻はC病院で800,000円の医療費で入院費57,600円を負担((注意)窓口負担が限度額までのため)したと想定します。
まずは個人ごとに外来分を計算します
今回は夫のみなので…A病院とB病院の自己負担額を合計して20,000円。
そこから限度額の18,000円を引いて2,000円が高額療養費の外来支給額になります。
18,000円は負担した額になり、合算に用います。
次に世帯全体の外来分と入院分を合算します
先ほどの夫の外来負担額の18,000円と妻の入院の自己負担額の57,600円を合算します。世帯の合計負担額は75,600円になります。そこから世帯限度額の57,600円をひいた18,000円が世帯全体の支給額になります。
夫の外来分2,000円と世帯全体の支給額の18,000円の合計である20,000円がこの世帯の高額療養費支給額になります。
更新日:2024年12月02日