チームオレンジ~認知症とともに歩むまち~

更新日:2025年07月17日

チームオレンジとは

チームオレンジは、認知症サポーターと、地域で暮らす認知症の人をつなぐ取組です。活動は、認知症の人がどう暮らしていきたいかの「声」を聴き、ともに活動を考えることからはじまります。本人や家族のニーズ、サポーターのできること、さまざまな状況に応じて、チームオレンジは多様な形が考えられます。

認知症の人もチームの一員として主体的に参加することも大事なポイントです。本人と「ともに」という言葉を大切に、認知症になっても安心して暮らし続けられる地域づくりをすすめていきましょう。

大和市のチームオレンジの取組

大和市が目指すチームオレンジは、認知症の“困りごと”に寄り添うばかりではなく、認知症の人の「やりたい」「続けたい」「はじめたい」等の“希望”に寄り添う活動をすすめていきたいと考えています。

チームオレンジのイメージ図

チームオレンジは認知症の人を中心とした仲間のことです。そのため、サポーターが団体でも、個人でも、認知症の人とともに歩むチームオレンジです!

チームオレンジの活動例

安心して外出するためのお手伝いや日常生活のサポート、趣味をともに楽しむなど

認知症の症状は人それぞれ違うものですが、時間や場所を覚えるのが苦手だったり、一人で出かけたときに帰り道がわからなくなる不安があったりすると、外出や行動の機会が少なくなってしまいます。

「私も行くから○○へ一緒に行きませんか」、「私も○○が好きなので一緒にやりませんか」など、ちょっとした声かけが、本人にとって大きな力になることがあります。諦めかけていたことでも、誰かと一緒ならできるかもしれません。

認知症関連イベントへの参加

認知症の人やその家族、地域住民が一緒に楽しめる認知症カフェやイベントにスタッフとして参加している人もいます。私もぜひ!という方は、地域包括支援センターまでご連絡ください。

地域のイベントの様子
地域のイベントの様子

認知症で悩んでいる人への情報提供や見守り

認知症で悩んでいる人がいたら、市や地域包括支援センターの支援事業や相談先の情報をお伝えください。また、地域で気になる認知症の人がいたら、市や地域包括支援センターにお知らせください。

もし、街中で認知症と思われる人を見かけたときは、さりげなく様子を見守り、状況に応じて優しく声をかけてください。

地域の居場所の提供や運営

既存のサロンやサークル、集会が、認知症の人の居場所にもなっています。認知症があってもなくても、日頃からご近所さんと繋がることのできる場です。

地域の居場所の写真
地域の居場所の写真

チームオレンジ活動の手引き

大和市チームオレンジ活動の手引きと活動事例集の表紙

チームオレンジ活動の推進のため、認知症コンシェルジュ(認知症地域支援推進員)で大和市版の「活動の手引き」と「活動事例集」を作成しました。日頃の活動にぜひお役立てください。

チームオレンジで活動したいときは

認知症サポーターがチームオレンジとして活動する前に、 認知症サポーター育成ステップアップ講座(チームオレンジ研修)を受講していただいています。

「認知症とともに歩むまち」を目指し、チームオレンジとして活動するための心構えとなる内容の、約2時間の講座です。

お問い合わせ

チームオレンジの活動や研修に関心がある方、立ち上げを検討している方など、ご質問等ございましたら、地域包括支援センターまでお問合せください。

この記事に関するお問合せ先

あんしん福祉部 人生100年推進課 認知症施策推進係
〒242-8601 大和市鶴間1-31-7 (保健福祉センター4階 案内図
電話:046-260-5612

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