チームオレンジ~認知症とともに歩むまち~
チームオレンジとは
チームオレンジは、認知症サポーターと、地域で暮らす認知症の人をつなぐ取組です。活動は、認知症当事者がどう暮らしていきたいかの「声」を聴き、ともに活動を考えることからはじまります。本人や家族のニーズ、サポーターのできること、さまざまな状況に応じて、チームオレンジは多様なかたちが考えられます。
認知症の人もチームの一員として主体的に参加することも大事なポイントです。本人と「ともに」という言葉を大切に、認知症になっても安心して暮らし続けられる地域づくりをすすめていきましょう。
大和市のチームオレンジの取組
大和市が目指すチームオレンジは、認知症の“困りごと”に寄り添うばかりではなく、認知症の人の「やりたい」「続けたい」「はじめたい」等の“希望”に寄り添う活動をすすめていきたいと考えています。
チームオレンジの活動例
外出の同行、日常生活のサポートなど
認知症の症状は、人それぞれ違うものですが、例えば、時間や場所を覚えるのが苦手だったり、あるいは、一人で出かけたときに帰り道がわからなくなる不安があったりします。こうしたことがあると外に出ることが少なくなってしまいます。
「私もいくから一緒にいきませんか」など、ちょっとした声かけが、本人にとっては大きな力になります。
認知症関連イベントへの運営参加
認知症の人やその家族、地域住民が一緒に楽しめる認知症カフェやイベントを開催しています。スタッフとして参加してみたい方は、地域包括支援センターまでご連絡下さい。
認知症で悩んでいる人に対する情報提供
認知症で悩んでいる人に対して、市や地域包括支援センターが行っている認知症支援事業や相談先の情報提供をお願いします。
安心して外出できるお手伝い
認知症と思われる人を見かけたら、さりげなく様子を見守り、状況に応じて優しく声をかけてください。
チームオレンジ活動の手引き
大和市チームオレンジ活動の手引き (PDFファイル: 1.5MB)
大和市チームオレンジ活動事例集 (PDFファイル: 1.9MB)
チームオレンジで活動したい
認知症サポーターがチームオレンジとして活動するために、 市では「チームオレンジ研修」(ステップアップ講座)を実施しています。講義とグループワークで約2時間の内容です。(年2~3回の実施を予定)
「認知症とともに歩むまち」を目指し、チームオレンジとして活動するための知識や活動に向けての心構えなどについて考えます。
グループワークのようす(令和6年2月)
お問い合わせ
チームオレンジの活動に関心がある方、チームオレンジの立ち上げ・活動を検討している団体など、チームオレンジについてご質問等ございましたら、地域包括支援センターまでお問合せください。
更新日:2025年04月03日