認知症の取組み<認知症になっても安心して地域で暮らすために>

更新日:2023年11月27日

ページID : 18157

大和市では、認知症の予防や認知症の人を適切な医療・介護につなげる取り組みとともに、市民の皆さんが認知症の人への理解を深め、互いに支え合うまちづくりを進めるため、「認知症1万人時代に備えるまち やまと」宣言を平成28年9月15日に実施しました。

そして、宣言に込めた理念をさらに発展させ、認知症とともに歩むまちを市が一丸となって目指すため、令和3年9月29日に「大和市認知症1万人時代条例」を制定しました。

認知症になっても認知症の当事者やそのご家族等が安心して地域で暮らせるために、以下に紹介している様々な施策を展開しています。

認知症は誰にも起こりうる脳の病気によるものです

認知症は、脳の障害によって、「記憶する」、「時間、場所、人などを確認する」などの能力が低下し、日常生活を送ることが難しくなる病気で、だれでも認知症になる可能性があります。

認知症総合相談窓口「認知症灯台」を開設

相談窓口に来られた男性をスーツにネクタイ姿の男性職員が対応している写真

大和市では、多くの方が「認知症」になりうることが予想されるなか、認知症に関して迷った時の最初の相談先、「道しるべ」となるように「認知症灯台」と命名した認知症総合相談窓口を開設しました。

認知症総合相談窓口「認知症灯台」へのご相談は、電話番号:046-260-5641までご連絡ください。

早期発見・早期治療が大切

認知症は、早期に治療を開始すれば、病気の進行を遅らせたり、症状を軽くすることができます。
また、介護の仕方や接し方によって、症状を落ち着かせることができます。「ちょっとおかしいかな」と思っても、病院にかからず、そのままにしておいたため、認知症の症状が進行してしまい、本人や家族に大きな負担がかかることも少なくありません。

認知症は、気づかないところで進行しているかもしれません。「あれ、なにか変だな」と気になり始めたら、ご自身またはご家族でチェックしてみましょう。

若年性認知症について

65歳未満に発症した認知症を若年性認知症といいます。
若年期に認知症が発症する原因は、アルツハイマー病、脳血管障害、前頭側頭型認知症(ピック病)、レビー小体型認知症、アルコール依存症、交通事故などによる頭部外傷、脳腫瘍などさまざまです。

  • 若年性認知症コールセンター[外部リンク]
     厚生労働省が認知症介護研究・研修センターに委託して若年性認知症の相談を行っています。
     (電話番号) 0800-100-2707
     (受付時間) 月曜日から土曜日 10時から15時(祝日・年末年始を除く)
                           ただし水曜日は10時から19時  
  • 「若年性認知症ハンドブック」(改訂5版)[外部リンク]
     認知症介護研究・研修センターが作成したハンドブックです。
  • 「若年性認知症支援ガイドドブック」(改訂5版)[外部リンク]
     支援者(専門職)用のガイドブックです。
  • 若年性認知症支援コーディネーター(神奈川県)
     神奈川県では、若年性認知症の方やその家族等の相談対応、支援に携わる方同士のネットワークの調整等を行う「若年性認知症支援コーディネーター」を配置しています。
     若年性認知症支援コーディネーターは、受診の相談やその方のニーズに合った関係機関や支援サービスの紹介・調整など、御本人や家族に寄り添いながら総合的な支援を行うとともに、行政・医療・福祉関係者、企業の労務担当者等からの相談に対しても、専門機関と相互に連携し、必要な助言を行っています。
       (設置場所)
        神奈川県認知症疾患医療センター
        湘南東部総合病院(医療社会サービス部) 茅ヶ崎市西久保500
       (電話番号)
        0467₋83-9111(代表)
        0467-83-9091(直通)
       (相談日)
        月~金曜日 9~17時 
       (担当エリア) 
        湘南東部、県央
  • 若年性認知症普及啓発リーフレット(神奈川県作成)
    若年性認知症の方を支援につなげるリーフレットを作成しました!

わすれな草の会

「わすれな草の会」は、若年性認知症のご本人や家族と支援者が、交流や学びを通じて、日頃の悩みや喜びを共有し交流していくことを目的とした自主グループです。参加には事前申し込みが必要です。

【ご相談・問い合わせ・参加申し込み】

大和市 人生100年推進課、やまとボランティアセンター、担当地域包括支援センター

認知症の方やご家族、地域への支援

認知症サポーター

認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者である「認知症サポーター」の養成講座を行います。

認知症サポーター養成講座は、市内9カ所に設置している地域包括支援センターで実施しています。 

はいかい高齢者等SOSネットワーク・はいかい高齢者個人賠償責任保険

 認知症の症状のひとつに、「はいかい行動」があります。ご本人は、目的をもって行動していると言われていますが、認知症の症状が進行している場合、出かけた目的はもちろん、自分の名前や住所なども思い出せなくなってしまうことが多いため、警察などで保護されていても、どこの誰なのか確認することができず、捜索が難しくなってしまいます。
 このような、行方不明になる心配のある高齢者の個人情報などを登録し、登録番号を付します。登録者の氏名、住所、生年月日ほか、登録者の様々な情報(認知症の程度や身体の特徴)は登録番号に紐づけられ事前に関係機関で共有されているため、登録者が行方不明になった際には、登録番号のみでプライバシーに配慮しながらも、早期発見・保護に繋げることができるようにする制度が、「はいかい高齢者等SOSネットワーク」です。
はいかい高齢者等SOSネットワークに登録された方を被保険者として、他人の財物を壊したり、他人にケガをさせたりしたことにより法律上の賠償責任を負った場合に備え、市が契約者となり賠償責任保険に加入します。

認知症予防

認知症予防として、「脳とからだの健康チェックの実施」、「コグニサイズ教室の開催」、「コグニバイクの設置」を行っています。

  • 脳とからだの健康チェック
    タブレット端末を使用して、画面に表示される問題や課題に取り組むことで、記憶力や注意力などの認知機能の検査ができます。
    また、5メートル歩行、握力測定など簡単な体力測定も行います。
    保健指導も合わせて行い、MCI(軽度認知障害)の早期発見、改善への取り組みにつなげます。
  • コグニサイズ
    数を数えるなどの認知課題(頭を使った課題)と、足踏みなどの運動課題(身体を使った課題)を同時にすることによって、心身の機能を効率的に高めていくプログラムです。
  • コグニバイク
    コグニサイズの理論を取り入れた、脳と身体の両方を同時に活動させる自転車型運動機器です。
  • コグニパック
    コロナ禍において、外出自粛が唱えられる中、人との交流が少なくなり、心身機能が低下することが懸念されています。
    このような状況においても、できるだけ健康な生活が送れるよう自宅で実践していただける活動のメニューをご紹介します。
  • オンライン通いの場アプリケーション

「オンライン通いの場」は、自宅でもオンラインで自分に適した運動や活動を選択して、一人でも取り組むことができるスマートフォン用のアプリケーションです。認知症予防を目的としたコグニサイズなどの自宅でできる体操や、脳活性化ゲームも搭載されています。

もの忘れや認知症の予防について、よくあるご質問をQ&A形式にまとめています。

認知症カフェ

認知症カフェは、認知症のあるご本人とその家族が地域ボランティアや支援者と一緒に気軽に集い交流する場です。もの忘れ等で不安を抱えている方や、認知症と診断を受けたご本人とその家族の悩みが少しでも軽くなるように、認知症があっても安心して暮らせる地域を目指し開催するものです。

認知症相談・介護者交流会

市では、認知症のある人を在宅で介護している介護者の悩みを軽減するため、公認心理師の視点で個別に相談に応じる個別相談会を開催しています。

また、上記認知症相談に加えて、在宅で介護しているご家族や支援している方を対象に、同じ悩みを持つ仲間同士が集い、話をすることで、介護する方の気持ちの整理や負担の軽減につなげるため介護者交流会を開催しています。

認知症Q&A

認知症の方への介護や対応方法について、よくあるご質問をQ&A形式にまとめています。

運転に不安がある方への支援

大和市では、高齢運転者の交通事故対策として、自動車の運転を映像などで記録するドライブレコーダーを活用した安全運転診断を実施しています。 「反射神経や判断能力が衰えた気がする」「家族の運転が危険で心配」など普段の運転に少しでも不安を感じたら、ぜひご利用ください。

神奈川県警察では運転免許の自主返納のサポートを実施しています。

関連リンク

この記事に関するお問合せ先

健康福祉部 人生100年推進課
〒242-8601 大和市鶴間1-31-7 (保健福祉センター5階 案内図
長寿福祉係:046-260-5611
いきいき推進係:046-260-5613
認知症施策推進係:046-260-5612

お問合せフォーム